MVNE/MVNO事業を展開する(株)インフォニックスと資本業務提携
伊藤忠グループが携帯電話MVNO分野に本格進出
2009年5月29日
参考資料(1)
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)について
携帯電話などの無線通信サービスの免許を受けた事業者からインフラを借りてサービスを提供する事業者です。エンドユーザからは、キャリアと呼ばれる無線通信免許保持者ではなく、MVNOが無線通信サービス提供者に見えます。
MVNO は、新たに顧客を開拓するというよりも、既に別の事業を営み、顧客基盤を保有している企業が参入するケースが多く、それによってMNOとの差別化(MNOと比べて顧客の獲得・維持コストが低い、商品上の継続的な差別化がされている、など)が可能となります。
MVNO事業の一般的な収益モデル
MVNO事業は一般的に、エンドユーザから通話料金を受け取り、MNOに卸料金を支払った上で残る粗利で経費やエンドユーザへの還元資源をまかなう収益モデルです。
参考資料(2)
インフォニックスのMVNO プラットフォーム
参考資料(3)
インフォニックスの新サービス
インフォニックスがMVNO 事業の主体となり、通信事業の運営を引き受けるサービスです。エンドユーザからは、MVNO プラットフォーム「SELECT MOBILE」を利用した企業が提供しているサービスのように見えます。本サービスは以下のような企業に適しています。
- MVNO のメリットを享受したいが、新規事業としてリスクをとれない。
- 通信事業に参入することには抵抗がある。
- 社内にリソースがない。
「SELECT MOBILE」上で、各企業にそれぞれの特徴を活かしたサービスを展開していただき、これまでエンドユーザが消去法で選んできた携帯電話サービスに対して、今後、積極的に選びたくなるサービスを数多く実現・提供していくことを目指しています。