各界の著名人が賛同し、傘のデザインを手がけるMOTTAINAI傘プロジェクトを6月11日「傘の日」よりスタート

2009年6月10日

伊藤忠商事株式会社(港区・社長:小林栄三、以下「伊藤忠商事」)は、「MOTTAINAIキャンペーン」(以下「MOTTAINAI」)の一環として、2009年6月11日(水)より「MOTTAINAI傘プロジェクト」を始動し、各界の著名人がデザインした傘10種類を販売いたします。MOTTAINAI SHOP(ウェブショップ:http://mottainai-shop.jp/[別ウインドウで開きます])や各種商業施設などで販売するほか、東京・青山のスパイラルでは6月10~14日の期間、10種類の傘を展示・販売するショップ&ギャラリーをオープンします。また本プロジェクトは東京・渋谷で無料レンタル傘の貸し出しを行っているシブカサ(運営:社会起業プロジェクトチーム「SOL」)との協力で展開いたします。

今回発売する傘は、箭内道彦氏や寄藤文平氏など広告やデザインの世界で数多くの作品を手がけるクリエイターや、押切もえ氏、オードリーなどの人気のタレント8組、およびMOTTAINAI事務局がデザインした、10種類のオリジナル傘となっています。

日本洋傘振興協議会の推定によると、日本の年間傘消費量は約1億3,000万本と世界一。そのうちの9割がビニール傘と言われています。本プロジェクトは、「この大量のビニール傘はどこへ消えてしまうのだろうか?コレってMOTTAINAI!」と感じたことをきっかけに発足しました。MOTTAINAIでは、傘を安易に消費しないためには、『大切に使いたいと思えるマイ傘』を広めることが問題解決になると考えました。この趣旨にご賛同いただいた著名人の皆様に、オリジナリティ溢れるデザインをお願いし、10種類のMOTTAINAI傘を完成させました。

また、その低価格さで手軽に使用されることの多いビニール傘について、渋谷エリアでビニール傘の回収と再利用を進める団体「シブカサ」と提携。MOTTINAIにおいてもMOTTAINAIフリーマーケットを通じてビニール傘回収活動を実施し、回収したビニール傘をシブカサに提供します。再利用されるビニール傘にMOTTAINAIとシブカサの提携ステッカーが貼られ、ビニール傘のReuse(再利用)を実施します。

伊藤忠商事は「MOTTAINAIライフスタイル」を多くの消費者に広めるため、「MOTTAINAI傘プロジェクト」のアパレルブランドや小売店とのコラボレーション等を積極展開して参ります。

MOTTAINAI傘プロジェクト概要

名称 MOTTAINAI傘プロジェクト
開始時期 2009年6月11日(傘の日)
内容 オリジナルデザインによるMOTTAINAI傘の販売、シブカサとの提携活動
参加デザイナー 押切もえ、オードリー、セキユリヲ、武田双雲、ヒロ杉山、みうらじゅん
箭内道彦、寄藤文平、(50音順、敬称略)
販売店舗 MOTTAINAI SHOP(http://mottainai-shop.jp/[別ウインドウで開きます]
一般からの問い合わせ先 MOTTAINAI SHOP
TEL:03-3261-4248、HP:http://mottainai-shop.jp/[別ウインドウで開きます]
期間限定ショップ&ギャラリー概要
販売期間 2009年6月10日~14日
場所 スパイラル(東京都港区南青山5-6-23
展示:スパイラル1階スパイラルガーデン「アトリウム」「ギャラリー」
販売:スパイラル1階「ショウケース」
上記以外の今後の販売予定場所 エキュート立川店(2009年6月15日~2009年7月5日)
エキュート大宮店(2009年6月23日~2009年7月6日)
エキュート品川店(2009年8月17日~2009年8月30日)
  • 本プロジェクト展開商品の売上の一部は、ワンガリ・マータイさんが創設した植林活動「グリーンベルト運動」に寄付されます。
※MOTTAINAIキャンペーン

2004年に環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさんが提唱し、進める世界的な環境キャンペーン。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3R+Respect(感謝、尊敬の念)を一言で言い表す言葉として「MOTTAINAI」を世界の共通語にしていこうという運動。地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指すものです。

※グリーンベルト運動
ワンガリ・マータイさんが、1977年から非政府組織(NGO)として始めた植林運動。これまでにケニアとはじめとするアフリカ大陸全土で4000万本を超える木を植えています。また環境保全にとどまらず、植林を通じて貧困からの脱却、女性の地位向上、ケニア社会の民主化に大きく寄与しています。
なおMOTTAINAIキャンペーンでは2009年4月末現在で累計70,962,087円を「グリーンベルト運動」に寄付しています。
※シブカサ
社会起業プロジェクトチーム「SOL」(大塚潤代表)が行う傘の再使用プロジェクト。まだまだ使えるのに処分されてしまうビニール傘を企業・店舗・個人様から寄付してもらい、シブカサとして再び渋谷の街に無料レンタル傘として貸し出しを行っています。 シブカサはシブカサ提携店に置いてあり、誰でも無料で借りることができます。
またMOTTAINAIキャンペーンではシブカサの活動に賛同し、すでに首都圏で毎週末開催する「MOTTAINAIフリーマーケット」で使用済みのビニール傘を回収し、寄付しています。

MOTTAINAI傘及びデザイナーの紹介

価格:¥12,600(税込)

箭内道彦 Yanai Michihiko
クリエイティブ・ディレクター

[写真]
プロフィール
1964年生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒。
博報堂を経て、2003年風とロックを設立。
主な仕事に、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、
FUJIFILM「PHOTO IS」、資生堂「uno」、東京メトロ「TOKYO HEART」など。
「月刊風とロック(定価0円)」編集長。
NHK「トップランナー」のMCも務める。

ヒロ杉山 Hiro Sugiyama
アーティスト

[写真]
プロフィール
1962年、東京生まれ。86年東洋美術学校卒業後、湯村輝彦氏に師事。
87年に谷田一郎と近代芸術集団結成。97年にエンライトメントを設立、伝説のフリーペーパー「トラック」創刊。個展は、パリのコレット(2000)、名古屋現代美術館(03)、ヒロミヨシイ(05)等、国内外を問わず様々な展覧会に参加し、作品発表を続けている。
[写真]
箭内道彦とヒロ杉山のMOTTAINAI傘テーマ
「Umbrella Tree」
雨が降る。あなたが植えた樹に。雨が降りそそぐ。
緑に土に。いきいきと、雨がしみこんでゆく。

価格:¥8,400(税込)

寄藤文平 Yorifuji Bunpei
アートディレクター

[写真]
プロフィール
1979年千葉県生まれ。
1973年長野県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科中退。
2000年に有限会社文平銀座を設立。
近年は広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動。
主な仕事に「MOTTAINAIキャンペーン」等のイラストレーション/アートディレクションを手掛ける。
著書には「ウンココロ」「数字のモノサシ」等がある。

寄藤文平のMOTTAINAI傘テーマ
「名前をつけてかわいがれる傘」

[写真]
※柄は裏面です。

価格:¥12,600(税込)

セキユリヲ Seki Yuriwo
デザイナー

[写真]
プロフィール
やわらかくあたたかく、色彩豊かな図案を考えるデザイナー。
「サルビア」では「ささやかだけれど、生活をたのしくするもの」をテーマに、その図案を使った洋服やインテリア雑貨、本づくりをはじめ、雑誌のアートディレクションや書籍の装丁まで多くの分野を手がける。
著書は『サルビア patterncard book』『サルビア東京案内』 (PIE BOOKS) 、『かんたん ちくちく 刺し子でかわいい生活小物』(PHP研究所)等多数。
[写真]
セキユリヲのMOTTAINAI傘テーマ
「Tsuta-House」
蔦が絡まるお家にいるような感覚をイメージしました。

価格:¥12,600(税込)

みうらじゅん Miura Jun
イラストレーター など

[写真]
プロフィール
1958年京都府出身。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。
その後、イラストレーター、エッセイスト、漫画家、ミュージシャンなどさまざまな方面で活躍。
マイブーム、ゆるキャラなど多くの流行語を生み出している。
著書に『アイデン&ティティ』『いやげ物』『アウトドア般若心経』などがある。
原作を手がける映画『色即ぜねれいしょん』が2009年夏公開予定。
[写真]
※柄は裏面です。
みうらじゅんのMOTTAINAI傘テーマ
雨が降ればカエルも出るよ

価格:¥12,600(税込)

武田双雲 Takeda Soun
書道家

[写真]
プロフィール
1975年、熊本市生まれ。
3歳から母である書家:武田双葉(そうよう)に書を叩き込まれる。東京理科大学理工学部卒。
2001年1月NTTより独立。現在は湘南を拠点に創作活動を続ける。
映画「春の雪」、「北の零年」、愛知万博「愛・地球博」のグローバルハウス各ブース他、数多くの題字を手がける。また、国内・海外問わず多くのパフォーマンス書道を行う。
著書に『たのしか』(ダイヤモンド社)、『ひらく言葉』(河出書房新社)等。
[写真]
武田双雲のMOTTAINAI傘テーマ
「恵」
この地球上には一生かけても数え切れないくらいの「恵」があります。
一回きりの人生の中でどれくらいの「恵」に気づくことができるのでしょうか。
雨も「あいにくの雨」と言うより「恵みの雨」ととらえる方が好きです。

価格:¥12,600(税込)

押切もえ Oshikiri Moe
モデル、タレント

[写真]
プロフィール
1979年千葉県生まれ。
女子高生時代、ティーン雑誌で読者モデルとして人気を博す。
2001年に雑誌『CanCam』の専属モデルとなる。2007年『CanCam』から卒業。
同年、月刊化された『AneCan』の専属モデルに抜擢される。
現在はモデル活動のみならず、テレビ番組「英語でしゃべらナイト」司会にも活躍の場を広げている。
著書に『モデル失格』がある。
[写真]
押切もえのMOTTAINAI傘テーマ
女の子が雨の日を楽しめるような、みずみずしいマドラスチェックの
傘をデザインしました。優しいピンク色と、自然を表した緑色、
お日様をイメージした黄色がポイントです!

価格:¥12,600(税込)

オードリー Audrey
お笑い芸人

[写真]
プロフィール
若林正恭と春日俊彰の漫才コンビ。
二人は中学時代からの同級生で、高校時代はアメリカンフットボール部に所属していたというスポーツマン。
M-1グランプリ2008で敗者復活枠から見事2位を勝ち取り、一躍有名になる。
淡々とした若林のストーリーテリングに、やけに堂々としているが意味不明な春日のコメントが絶妙に入り込む「ズレ漫才」に定評がある。
[写真]
オードリーのMOTTAINAI傘テーマ
トゥーッス!オードリーキャースガ!!本当なら全部ピンク色に
した方が、世の女性は喜ぶところだが、一応コンビで
プロデュースということで若林君のイメージカラー紺を
入れてあげた事をご了承ください。(春日談)

価格:¥12,600(税込)

MOTTAINAIキャンペーン

[写真]
Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉「もったいない」。ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんが、この美しい日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱し、2005年3月MOTTAINAIキャンペーンがスタート。
[写真]
※柄は裏面です。
MOTTAINAI傘テーマ
「Earth Umbrella」
雨が降るたびに、地球を感じる傘