企業対抗!MOTTAINAI富士山ゴミ拾い大会 '09 2009年7月26日(日)富士青木ヶ原樹海にて開催

2009年7月15日

この度、MOTTAINAIキャンペーン事務局主催イベント『第4回企業対抗富士山ゴミ拾い大会』を開催致します。

「MOTTAINAIキャンペーン」は、ノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが「もったいない」という日本語に深く共鳴し、「環境保全のキーワードとして世界の共通語にしよう」と提唱したことから始まった運動で、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指すものです。
「会議室で環境問題を語るだけではなく、MOTTAINAI賛同企業の社員自らが体を使ってゴミを拾う!汗を流してゴミの量とゴミ拾いに対する姿勢を競う!」というこのイベントは、昨年に続き今年で4度目の開催になります。ゴミ拾いに"企業対抗"という競争精神を持ち込んだこのイベントに、昨年はMOTTAINAI賛同企業30社230名が参加し、空き缶、タイヤ、電化製品など1.5トン(トラック1台分)と瓦礫などのその他ゴミ150袋以上という予想を超える量のゴミを回収致しました。

今年は昨年同様、賛同企業約30社、約230名が参加予定です。より白熱したゴミ拾い大会になることを予想しています。開催地は昨年同様、日本の自然美の象徴であると同時に、近年ゴミの不法投棄に悩まされる富士青木ヶ原樹海です。

当日は審査委員長として、2000年から富士山清掃登山活動を牽引してきたアルピニスト野口健氏、また特別審査員にタレントのルー大柴氏やグリーンバード代表のハセベケン氏を迎える予定です。その他、NPO法人富士山クラブのご協力も頂きながら、専門家による審査、指導のもとゴミ拾い大会を実施致します。

企業対抗!MOTTAINAI富士山ゴミ拾い大会'09 実施内容

1.開催日時2009年7月26日(日)7:45~20:20(予定)
2.開催地富士青木ヶ原樹海
3.主催MOTTAINAIキャンペーン事務局(伊藤忠商事株式会社、毎日新聞社)
4.協力特定非営利活動法人 富士山クラブ
5.審査委員長野口健(アルピニスト、MOTTAINAI Lab研究員)
6.審査員
  • Mハセベケン(グリーンバード代表、MOTTAINAI Lab研究員)
  • ルー大柴(タレント、MOTTAIANAI Lab研究員)
7.大会ルールゴミの量、チームワーク、ゴミ拾いに対する社員の姿勢等を 総合的に競う採点方式

昨年開催時の写真(2008年9月27日)

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参加企業の皆様
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左から 箭内道彦氏、野口健氏、ルー大柴氏、ハセベケン氏
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ゴミ拾いの様子
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集まったゴミ

ご参考資料

ワンガリ・マータイ (ケニア前環境副大臣、生物学博士)

1940年生まれ。生物学博士。ケニア元環境副大臣。MOTTAINAIキャンペーン名誉会長。1977年に有志と「グリーンベルト運動」(非政府組織)を創設し、植林運動を開始しました。単なる自然保護運動ではなく、植林を通じて貧しい人々の社会参加の意識を高め、女性の地位向上を含むケニア社会の民主化に結び付けるために力を注いでいます。こうした姿勢はモイ元大統領の独裁政権に弾圧の対象とされ、幾度も逮捕された経験があり、近著「UNBOWED~へこたれない(小学館)」でもその様子が詳細に語られています。グリーンベルト運動には女性を中心に現在まで約10万人が参加しています。植林した苗木は4000万本に達し、「植林はケニアの民主化のシンボルになった」といわれています。2004年には環境分野初の、また、アフリカ人女性としても初のノーベル平和賞を受賞しました。現在、地球環境を守る世界共通語として「もったいない」(MOTTAINAI)を世界各地で訴えています。

MOTTAINAI キャンペーン

ワンガリ・マータイさんが提唱し、毎日新聞社と伊藤忠商事が中心となって進める世界的な環境キャンペーンです。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3R+Respect(感謝、尊敬の念)を一言で言い表す言葉として、「MOTTAINAI」を世界の共通語として広める運動をおこなっています。地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指しています。

MOTTAINAI Lab

MOTTAINAIキャンペーンの一環で立ち上がったプロジェクトです。アルピニスト野口健氏やクリエイティブ・ディレクター箭内道彦氏などをはじめとする研究員や、広く一般の参加者、研究生とともに、環境やエコだけに留まらないモッタイナイについて、その解決方法を探す活動をしています。