MOTTAINAIマイボトルプロジェクト開始

2010年5月31日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、循環型環境ブランドとして展開する「MOTTAINAIキャンペーン」(※1)の一環として、環境月間の初日である2010年6月1日から「MOTTAINAIマイボトルプロジェクト」を開始します。 クリエイターがデザインしたマイボトル、マイ風呂敷をMOTTAINAI SHOP(※2)や各種商業施設などで順次販売する他、株式会社千趣会(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:行持裕弘)とのコラボレーション商品であるオリジナルボトルカバーをベルメゾンネット(http://www.bellemaison.jp[別ウインドウで開きます])にて販売し、マイボトルの普及促進を図ると共に、持続可能な循環型社会を目指してMOTTAINAIライフスタイルを提案します。 日本では、年間200億本以上、毎秒約634本ものペースでペットボトルが消費されています(※3)。「一度しか使われないペットボトルってMOTTAINAI」という思いから、MOTTAINAIキャンペーンでは、何度も繰り返し使えるマイボトルを広めるために「MOTTAINAIマイボトルプロジェクト」を開始します。 今回発売するマイボトルとマイ風呂敷は、箭内道彦氏や寄藤文平氏など、広告やデザインの世界で数多くの作品を手がけるクリエイターの皆様によって、「MOTTAINAI」をテーマにデザインされました。そして、ペットボトルの資源としての有効利用も考え、マイ風呂敷はペットボトル再生糸を使用した繊維で製作しました。日本古来の文化である風呂敷は、日常生活で使用される機会が減っていますが、結び方を工夫すればマイボトルカバーとしても利用することができます。今回のプロジェクトでは、株式会社千趣会の特別協力により、デザインプロジェジェクト「しろくまのあくび」が企画開発したオリジナルボトルカバーも商品化しました。これらの販売収益の一部は、ワンガリ・マータイ氏(※4)が推進する植林活動「グリーンベルト運動」に寄付されます。 2010年6月1日から8月31日までの期間は、小田急百貨店新宿店においてMOTTAINAI SHOPをオープンし、マイボトルやマイ風呂敷含めたMOTTAINAIグッズを販売します。2010年7月18日には同所周辺で、マイボトルの新デザイン発表イベントを実施する予定です。 伊藤忠商事はMOTTAINAIキャンペーンを通じて、今後もMOTTAINAIの精神を広げる活動を積極的に展開します。

  1. MOTTAINAIキャンペーン
    2004年に環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさんが提唱し、伊藤忠商事株式会社などが中心となって進める世界的な環境キャンペーンです。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3R+Respect(感謝、尊敬の念)を一言で言い表す言葉として「MOTTAINAI」を世界の共通語にするべく活動し、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指します。(MOTTAINAIキャンペーン・オフィシャルサイト:http://mottainai.info/[別ウインドウで開きます]
  2. MOTTAINAI SHOP
    ・MOTTAINAI SHOP & STATION
    住所 :東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F
    アクセス :東京メトロ東西線「竹橋駅」(1b出口)徒歩1分
    営業日 :月~金(土日祝・年末年始は休業)
    営業時間 :午前11時~午後6時

    ・MOTTAINAI WEB SHOP :http://mottainai-shop.jp/[別ウインドウで開きます]

    ・小田急百貨店新宿店 MOTTAINAI SHOP
    住所 :東京都新宿区西新宿1-1-3 本館2階サンドリーズ・アレー内 特設会場
    アクセス :小田急線、JR「新宿駅」西口1分
    営業時間 :午前10時~午後8時30分(日・祝日及び8月は午後8時まで)
  3. 国内PET樹脂需要実績(PETボトルリサイクル推進協議会調べ)を元に500mlのペットボトル1本あたりPET使用量26gとして試算。
  4. ワンガリ・マータイ
    1940年生まれ。生物学博士。ケニア共和国元環境・天然資源省副大臣。MOTTAINAIキャンペーン提唱者。国連平和大使。1977年に有志と「グリーンベルト運動」(非政府組織)を創設し、植林活動を開始しました。単なる自然保護運動ではなく、植林を通じて貧しい人々の社会参加の意識を高め、女性の地位向上を含むケニア社会の民主化に結び付けるために力を注いでいます。植林した苗木は4000万本に達し2004年には環境分野初の、また、アフリカ人女性としても初めてとなるノーベル平和賞を受賞しました。現在、地球環境を守る世界共通語として「もったいない」(MOTTAINAI)を世界各地で訴えています。

関連情報