Aston Resources Limited(豪州)の新株引受けについて

2010年8月9日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)の子会社であるITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty Ltd(以下「IMEA」)とAston Resources Limited(本社:豪ブリスベン市、代表者:Todd Hannigan、以下「Aston社」)は、Aston社のIPO(新規株式公開)においてIMEAがCornerstone investor(戦略投資家)として33百万豪ドル(約26億円)を投じ、約2.75%の株式を引き受けることで合意致しました。IMEAは、今回の株式引受けでAston社が開発計画中のモールス・クリーク石炭鉱区の権益買収及び販売権取得に関する120日間の独占交渉権を取得します。

Aston社が豪州ニュー・サウス・ウェールズ州で推進中のモールス・クリーク鉱区は、豪州有数の可採埋蔵量を誇る大規模石炭鉱区であり、現在、事業化調査が進められています。石炭生産開始は2012年を予定しており、高品位の一般炭及び原料炭(非微粘炭)を生産する予定です。

伊藤忠商事は、本株式引受けを通じて、更なる優良資産の積上げとトレード機会の創出を目指すと共に、今後も資源権益ポートフォリオの一層の充実を図ります。

Aston社 概要

会社名 Aston Resources Limited
代表者 Todd Hannigan
事業内容 石炭資源開発
本社所在地 クイーンズランド州ブリスベン市
設立年月日 2008年1月
主要株主 Aston Resources Investments (Nathen Tinkler)、Farallon Funds

モールス・クリーク鉱区 概要(Aston社「上場目論見書」に基づく)

所在地 ニュー・サウス・ウェールズ州ガネダ地区
権益比率 Aston社100%(うち、一部の権益につきIMEAが独占交渉権を獲得)
埋蔵量 約610百万トン
生産数量 約10.8百万トン/年 (一般炭及び非微粘炭: 2012年生産開始予定)
開発費用 約463百万豪ドル

参考:モールス・クリーク鉱区所在地

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