本格派サーフブランド「オニール」の導入について

2010年9月6日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)はオニール・ブランド社(O’Neill Brand S.A.R.L. 本社:ルクセンブルグ、代表者:レイモンド・ハガティ(Raymond Hegarty))と本格派サーフブランド「オニール」(O’NEILL)の日本市場展開について、ウエットスーツとサングラスを除く全アイテムに関するマスターライセンス契約を締結しました。2011年春夏からニッキー株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:二木圭介、以下「ニッキー」)がメインのサブライセンシーとなり、メンズ・レディス・キッズのスポーツウエアやスイムウエア、スノーウエアなどを市場展開します。

「オニール」は、サーフィン界のイノベーターと呼ばれるジャック・オニール氏が、冷たい水温の中で、少しでも長くサーフィンをしたいという思いから、米国カリフォルニアにおいて、海軍の潜水服からヒントを得て、世界で初めてウエットスーツを開発したのが、 「オニール」ブランドの起こりです。ジャック・オニールの名とウエット・スーツは瞬く間に西海岸から米国全土に広がり、サーファー達に新しいサーフィンの世界を提供することになりました。ウエットスーツを開発し、世界初のサーフショップを開店したジャック・オニールによって、1952年、米国カリフォルニア州サンタクルーズで設立された「オニール」ブランドは、今やインターナショナルブランドとして全世界で販売されています。

「オニール」の商品群は、ウエットスーツのみならず、サーフトランクスやスイムウエアからスノーウエアまでのアクションスポーツ全般を取り扱い、ブランドとしての活動はサーフィンやスノーボード、ウインドサーフィンやウエイクボードなどにおいて多くのスポーツ選手をサポートしております。グローバルな契約ライダーでは2010年度ワールドチャンピオンツアーのランキング、現在、第1位、ジョディ・スミス選手をはじめ、日本人ライダーとしては田中樹、谷口絵里菜選手などと契約しています。

ニッキーでは、10代から20代をコアターゲットに、ジャック・オニールの世界観と本格派サーフブランドとしてのアイデンティティを重視した物づくりに取り組みます。展開アイテムはメンズ・レディス・キッズのスポーツウエア、スイムウエア、サンダル、ソックス、スノーウエアなどです。また販路は、直営路面店をはじめ、百貨店、スポーツ量販店、サーフショップ、カジュアル専門店、セレクトショップとネット通販を予定しております。5年後にはニッキー運営の直営店2店舗、スポーツ量販店やサーフショップなどでのコーナー展開を8店舗、アウトレット5店舗の合計15店舗の展開を予定し、初年度の売上高が小売上代20億円、5年後に同50億円まで拡大する計画で、ニッキーにおいても中長期にわたる中核ブランドとして育成する方針です。

今後、伊藤忠商事では、バッグ、キャップ、アンダーウエア、手袋、ベルト、タオルなどの周辺雑貨アイテムについても随時有力メーカーとサブライセンス契約を結び、展開していきます。

なお、ニッキーでは、9月8~10日大阪本社ショールーム、9月15~17日東京本社ショールームにて2011年春夏のオニール・デビューコレクションの発表展示会を開催します。

会社概要

会社名 ニッキー株式会社
代表者 代表取締役社長 二木 圭介
本社所在地 大阪市中央区北久宝寺町3-4-7
創業 1946年9月
資本金 2億円
従業員数

1,280名(連結ベース)

売上高

127億円(2010年3月期実績)

URL http://www.nikki-gr.co.jp[別ウインドウで開きます]
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