Ravensworth North炭鉱(豪州)の開発決定について

2010年12月16日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、子会社であるITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty Ltd(以下「IMEA」)を通じて、10%の権益を保有するCumnock JVにおいて、ラベンスワース・ノース炭鉱の開発を決定致しました。

同炭鉱は、豪州ニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・バレーに位置し、2011年初頭より炭鉱設備の建設が開始され、出炭開始は2012年7月を予定しています。 その後、約26年間に亘り、約8百万トン/年の原料炭(非微粘炭)及び高品位一般炭を生産、販売する予定です。 伊藤忠商事は、同炭鉱が生産する石炭の日本向け独占販売権を保有しており、日本市場を中心とした販売活動に注力していく所存です。

伊藤忠商事は、石炭の持分権益数量を現在の8百万トン/年から2015年に15百万トン/年に積上げる計画であり、更なる優良資産の積上げとトレード機能の拡充を目指すと共に、今後も資源権益ポートフォリオの一層の充実を図ります。

ラベンスワース・ノース炭鉱 概要

所在地 ニュー・サウス・ウェールズ州ハンター・バレ-地区
権益比率

Cumnock No.1 Colliery Pty Limited (Xstrata Coal) 90%

ICRA Cumnock Pty Limited (IMEA) 10%
生産数量 約8百万トン/年 (原料炭及び一般炭 : 2012年7月出炭予定)
開発費用 約14億豪ドル (JV 100%ベース)

参考 : ラベンスワース・ノース炭鉱 所在地

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