SaaS型経費・購買管理システムの販売代理権取得
-スペンドビジョンジャパン株式会社と提携-
2011年1月28日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、Spendvision Holdings Ltd (本社:英国、CEO:Robert Kirby)の日本法人であるスペンドビジョンジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:村上達也、以下「スペンドビジョン」)と、日本企業で初めてとなる販売代理店契約を締結し、スペンドビジョンが提供するSaaS(※)型経費・購買管理システム「Spendvision.com」の販売を開始します。
国際化が進む現在の会計処理では、透明性や適格性が求められています。企業の経費・購買管理には取引についての支出管理だけでなく、社内ルール・ポリシーとの適合管理も含まれており、その作業負荷・処理コストの増大は解決すべき課題となっています。
「Spendvision.com」は、クレジットカード、電子マネー、仮払金、立替現金、請求書払い等の様々な経費・購買取引の履歴データを取り込み、承認プロセスを経た上で支払業務を行い、会計システムへ連動させるSaaS型ソリューションです。取引履歴データ取込の自動化、承認プロセスの電子化、支払業務と会計システム連動による重複作業削減、情報の電子保存、マルチナショナル機能(多言語・多通貨対応)により、業種や企業規模を問わず企業の作業・処理コストを削減し、会計処理の透明性の向上を実現します。システム開発の負担が軽減されるSaaS型サービスなので低コスト・短期間で導入でき、アクティブユーザアカウント毎の月額利用料課金により効率的な運用が可能です。欧米では1999年より本ソリューションを提供しており、現在25万社が利用しています。日本ではスペンドビジョンが2010年よりサービス開始し、伊藤忠商事が国内初の販売代理店となります。
伊藤忠商事は、2010年8月にクラウドポータルサイト「クラウドゲートウェイ」を立ち上げ、経営、業務効率化に役立つクラウドサービスの取扱いを進めています。この度の販売代理権取得により、企業が共通して必要とする経費・購買管理のSaaS型ソリューションを提供することが可能になりました。伊藤忠商事は、グループ会社との連携など総合商社としてのネットワークを活かし、今後もクラウドサービスの拡大を推進します。
- SaaS
エンドユーザではなく外部プロバイダーが所有・管理し、共通のプログラムに基づくアプリケーション・ソフトウェアを、1対多モデルによりネットワーク経由で提供するサービス。
Spendvision Holdings Ltd とスペンドビジョンジャパン株式会社について
経費・購買管理における、作業プロセス効率の向上、作業プロセスコストの削減、全取引についての透明性向上、など企業内管理業務の品質を引き上げるためのSaaS型ソリューションを提供しています。過去10年間、25万社の導入実績を通じて深化を繰り返した本システムは、会計という企業毎のカスタマイズが避けられない領域のシステムでありながら、そのほとんどをコンフィグレーションで実現出来てしまう設定事項の柔軟性と多様さを併せ持っています。2010年からの日本市場へのソリューション提供を通じ、更なる深化を続けています。
会社名 | Spendvision Holdings Ltd |
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代表者 | Robert Kirby |
本社所在地 | 138-142 Strand London WC2R 1HH, United Kingdom |
設立年 | 1999年 |
URL | https://www.spendvision.com/sx/Secure_SV/sv_company_01_1.aspx![]() |
会社名 | スペンドビジョンジャパン株式会社 |
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代表者 | 村上達也 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷3−18−4 渋谷3丁目ビル4F |
設立年 | 2007年 |
URL | http://www.spendvision.co.jp/company.html![]() |
利用者画面画像
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