「エアウォーク」ブランドの中国展開について

2011年4月20日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)が日本市場においてブランド展開している「エアウォーク」(AIRWALK)について、このほど、ブランドホルダーであり中国でのエアウォークの商標権を保有する米コレクティブ ライセンシング インターナショナル社(Collective Licensing Intl. LLC)との間で中国市場(香港・マカオを含む)における独占製造販売契約を締結致しました。
中国の大手スポーツ小売チェーンであるSPORT 100社(Shanghai Sport100 Co., Ltd)とサブライセンス契約を結び、2011年4月からSPORT 100社の販売網を活用した中国展開に乗り出します。
商品の企画・生産は伊藤忠商事と伊藤忠繊維貿易(中国)有限公司が行い、成長著しい中国の消費市場を牽引する10代から30代までのアクティブで高感度な消費者層をターゲットに、アパレルとフットウエア、雑貨などを販売します。

エアウォークの販売拠点はSPORT 100社の上海における市百一店東楼や来福士広場の店舗を含む、直営店4店舗と、上海、武漢、成都、北京、重慶、杭州、天津、温州、寧波、常州、深圳、広州、昆明のフランチャイジー24店の計28店舗で販売開始を予定しております。4月15日にオープンした市百一店東楼店をはじめ、中国各地で順次オープンしていきます。
今後、中国の主要都市を中心に販売を広げ、売上高は5年後小売上代ベース40億円規模に拡大する計画です。

「エアウォーク」は1986年、カリフォルニア州でスケートボードとBMXのニーズに応えるフットウエアとしてスタートし、今年ブランド生誕25周年を迎えました。アクションスポーツの隆盛に伴い、スケートボーディング、BMX、スノーボード、マウンテンバイクのスペシャリストはもとより、カジュアルウエア、スノーウエア、アクセサリーまで、独自のカルチャーで若者文化を魅了し続けています。
現在、日本市場における「エアウォーク」のライセンスビジネスは、11社のサブライセンシー企業が量販店を主な販路として多岐にわたるアイテムを展開しています。

4月15日にオープンした上海の1号店(市百一店東楼店)

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