サウジアラビアでの海水淡水化用逆浸透膜エレメント製造工場稼動開始

2012年5月24日

伊藤忠商事株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：岡藤正広、以下「伊藤忠商事」）は、サウジアラビアのACWA Holding（以下「ACWA」）、東洋紡績株式会社（以下「東洋紡」）と共同で設立したサウジアラビア西部ラービグ(Rabigh)市の逆浸透膜エレメントの製造工場で、海水淡水化用逆浸透膜エレメントの生産を開始しました。

さる5月22日にはサウジアラビアのフセイン水・電力大臣、ACWA、東洋紡、伊藤忠商事の関係者が列席のもとArabian Japanese Membrane Company, LLC (AJMC)のラービグ工場の竣工式を挙行致しました。

この合弁会社は、今後ますます拡大が期待される中東地域の海水淡水化市場で、サウジアラビアはもとより、その他中近東地域、北アフリカ諸国に海水淡水化用逆浸透膜エレメントを広く販売していく予定です。

竣工式の模様

[120525.jpg] — 前列左より、フセインサウジアラビア水・電力大臣、坂元東洋紡代表取締役社長、羽島伊藤忠プランテック株式会社代表取締役社長

合弁会社の概要

社　名	Arabian Japanese Membrane Company, LLC
設　立	2010年8月
資本金	約2億円相当
出資比率	ACWA 49%、東洋紡36.1%、伊藤忠商事14.9%
工場所在地	サウジアラビア、ラービグ市（Rabigh Plus Tech Park内）
事業内容	海水淡水化用逆浸透膜エレメントの製造・販売