世界最大級の風力発電事業「ケイスネス・シェファード・フラット」本格稼働開始

2012年9月25日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)が米国子会社のティア・エナジー社を通じて、ケイスネス・エナジー社、GEエナジー・フィナンシャル・サービス社、米国住友商事、グーグル社と共に米国オレゴン州にて進めている発電事業におけるケイスネス・シェファード・フラット風力発電所がこの度完工し、去る9月22日に関係者列席のもと現地にて完工式典が挙行されました。本件は、伊藤忠商事が2010年5月にGEと締結した「全世界の再生可能エネルギー分野の投資に関する業務提携」に関する覚書に基づく二件目の共同案件となります。

本件は、米国の一般家庭235,000戸に供給可能な電力に相当する845MWの発電能力を持つと共に、およそ26万台の乗用車が年間に発生させる量と同等の年間148万トンのCO2削減に貢献することになります。また、本件により年間37百万米ドルの経済効果がオレゴン州にもたらされます。

伊藤忠商事は発電事業分野を重点分野の一つと位置づけて全世界で事業の拡大に積極的に取り組んでおり、今後も再生可能エネルギーを活用する発電資産を含む発電事業への投資機会を積極的に追求して参ります。

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‐式典当日、関係者一同にて‐