「ハワイアナス」ブランドの独占輸入販売権取得について

2012年10月16日

この度、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、ブラジルのアルパルガタス社(Alpargatas S.A.、本社:サンパウロ)と世界的に有名なサンダルブランド「ハワイアナス」(havaianas)の独占輸入販売契約を締結いたしました。2013年春夏シーズンから、株式会社ドウシシャ(本社: 大阪市中央区、代表取締役社長:野村 正治、以下「ドウシシャ」)を通じて販売を開始します。

「ハワイアナス」は、1962年にブラジルのサンパウロで生まれたサンダルブランドです。日本人移民がブラジルに持ち込んだ、藁(わら)のソールと布の鼻緒で作られた日本の伝統的な草履(ぞうり)にインスパイアされ、藁の代わりに天然ゴムを使用し、ソールには草履の藁にちなんで米粒の模様を刻印した「ハワイアナス」のサンダルが誕生しました。このソールの刻印は今でも引き継がれ、ひと目で「ハワイアナス」と分かる特徴となっています。現在、全世界約80カ国、年間約2億足を販売する世界的なサンダルブランドとして不動の地位を築いています。また日本でも1995年から販売を開始しており、ブラジルらしいカラフルなモデルや、ストラップに装飾を施したスペシャルコレクションなどが、ファッション感度の高い消費者から広く支持されています。

「ハワイアナス」という名前はポルトガル語でハワイアンという意味で、南国のハワイのような夢の楽園で、素足で快適に暮らすサンダルのイメージを由来としています。1970年代にブラジル国内で人気を博し、1990年代にはカラーバリエーションを揃えた「ハワイアナス・トップ」を発表するなどトレンドを創造するブランドへと成長していきました。2000年代に入るとハリウッドのアカデミー賞候補者にオスカー限定モデルをプレゼントしたことが大きく注目され、ブラジル国外でも人気に火がつき、今日では多くのセレブにも愛用される世界的ブランドへと成長を遂げています。

伊藤忠商事は2013年春夏より「ハワイアナス」ブランドの総輸入元となり、ドウシシャを通じて有名セレクトショップ及び有名専門店などで展開を開始いたします。老若男女を問わず、ファッショナブルなライフスタイルを楽しむ購買層をターゲットとし、小売中心価格帯は3,000円台、1,000円台~30,000円台まで幅広く商品展開を行い、3年後には小売上代ベースで15億円の売上を計画します。ブラジルは経済発展のみならず、2014年のサッカーワールドカップや2016年のリオデジャネイロオリンピック開催で益々注目が集まっており、「ハワイアナス」もブラジル発祥のブランドとして更なる飛躍を目指しています。

株式会社ドウシシャ

会社名 株式会社ドウシシャ
代表者 代表取締役社長 野村 正治
本社所在地 大阪市中央区東心斎橋1-5-5
URL http://www.doshisha.co.jp[別ウインドウで開きます]
[news_121016.jpg]