ロシア/アヴトザボツカヤ発電プロジェクトに関する覚書調印

2012年11月21日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、ロシアで各種鉱山事業等を運営するEn+ Group Limited(ジャージー、代表者Oleg Delipaska、以下「En+」)との間で、アヴトザボツカヤ発電プロジェクトに関する覚書を2012年11月20日に調印しました。

本プロジェクトは、En+の子会社であるOJSC EuroSibEnergo(ロシア、代表者:Evgeny Fedorov、以下「ユーロシブエネルゴ」)がロシア東部に位置するニジニノヴゴロ(Nizhniy Novgorod)に総出力約400MWの熱電併給発電所を建設するものであり、三菱重工業株式会社製のガスタービンを採用することが既に内定しております。

伊藤忠商事は東洋エンジニアリング株式会社と共同で本プロジェクトの建設契約の商談をユーロシブエネルゴと進めており、今回の覚書にて2013年内の本プロジェクトの着工に向けて相互に協力していく事が合意されました。

ユーロシブエネルゴは、ロシアの有力企業Baselグループのエネルギー部門を統括するEn+の子会社で、ロシアにおいて水力発電を中心に合計約19GWの発電能力を保有するロシア最大規模の民間発電会社です。

ロシアでは、電力インフラ分野の近代化及び省エネルギー政策の一環として高効率大型ガスタービン発電プロジェクトの建設計画が増えていくことが見込まれており、伊藤忠商事は今後も現地のニーズを捉えた電力インフラ案件に幅広く取り組んで参ります。