インドネシアにおけるTV番組共同制作及び関連ライセンス事業の展開について

2013年5月17日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、インドネシア最大手メディア財閥PT.Global Mediacom Tbk,(以下、「GMCグループ」)と株式会社石森プロ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小野寺章、以下「石森プロ」)が共同制作する、インドネシアで初となる子供向けオリジナル特撮ヒーロー番組「BIMA Satria Garuda(ビーマ・サトリア・ガルーダ/ガルーダの戦士BIMAという意味、以下「BIMA」)」の制作企画に参画するとともに、同番組関連ライセンスのマスターライセンシーとして独占契約し、インドネシアにおけるライセンス事業を本格展開します。

伊藤忠商事は、「仮面ライダー」、「サイボーグ009」などの作品で広く知られている、漫画家・石ノ森章太郎の作品を取り扱う石森プロの海外営業代理店として、石森プロからGMCグループへの原作提供を支援しました。さらに、日本でのメディアビジネスの経験を活かし、ビジネスプロデューサーとして日本の各種ノウハウをインドネシアへ導入する橋渡し役を担ってまいりました。

また、GMCグループとは、インドネシアにおけるライセンスビジネスを共同で開発/発展させていくことに合意しており、今回のBIMAに関するライセンス事業においては、伊藤忠商事がマスターライセンシーとしてライセンス管理を行い、日系/非日系のメーカー様等とのアライアンス提携により、番組キャラクターを商品化する等、放送周辺領域でのコンテンツ普及促進に貢献してまいります。

インドネシアの市場性について

世界第四位の人口約2.4億人を擁し、その約4割が20 歳以下と若年人口の比率が非常に高い国です。昨今の経済成長により、急拡大する中間所得層は東南アジア最大といわれており、消費市場として大きな魅力となっています。また親日国家であるため、日本のコンテンツが広く受け入れられる、高い潜在性があります。

GMCグループについて

インドネシア最大手メディア財閥。同グループ傘下には、民間初の全国テレビ放送局RCTIを中心に、全国放送テレビ局を3社、新聞/ラジオ/雑誌/Web/モバイルコンテンツなどメディアに関する幅広い事業分野でのビジネス展開をしています。

BIMAについて

BIMAは日本のコンテンツを原作とし、日本のコンテンツ制作ノウハウによる支援のもとに制作されますが、より多くの現地視聴者に親しみをもって楽しんで頂けるよう、インドネシア人俳優/女優を起用し、全編インドネシア語にて現地収録を行い、完全ローカライズ(現地適応化)します。なおヒロイン役には、AKB48の姉妹グループJKT48に所属するステラ・コルネリアさんをキャストしています。

<現地制作発表の様子(2013年5月7日)>

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<放映予定>地上波放送局RCTIにて2013年6月30日より、毎週日曜日朝、全26話。

<RCTI 公式映像>http://www.youtube.com/watch?v=KQG7WFO-uVw[別ウインドウで開きます]