2014年 社長年頭挨拶

2014年1月6日

本日9:00より、東京本社1Fロビーにて、新年祝賀式が開催され、約2,000人の社員が参加しました。社長挨拶に引き続き、和楽器の演奏※で今年一年の伊藤忠グループの商売繁盛と無病息災を祈願しました。
当社社長 岡藤正広による「2014年年頭挨拶」を下記の通りお知らせします。



みなさん、あけましておめでとうございます。
暦に恵まれ、日本では長い年末年始休暇となりました。みなさんしっかりとリフレッシュし、新たな気持ちで、すがすがしい気分で、今日を迎えられたことと思います。
新年のスタートにあたり、日本および世界の伊藤忠グループの皆さんに、私から一言ご挨拶を申し上げます。

昨年はいわゆるアベノミクスの第一の矢である金融緩和と第二の矢である財政政策の効果により、為替レートは対ドルで年初の86円台から20円近い円安となり、日経平均株価は10,395円から16,291円と6割近くも上昇しました。収益が大きく拡大している企業も多く、また、所得増加までには至っていないものの、資産価値の上昇から生じる気持ちの余裕も手伝い、日本全体が明るさを取り戻したように感じます。15年におよぶデフレを乗り越え、ようやく目に見える形で景気回復を感じ始めた1年でありました。

今年は4月に消費税が上がります。特に生活消費関連を得意とする伊藤忠にとってはチャレンジングな環境となることも予想されますが、決してこれに負けることなく、我々が日本の景気を牽引するのだというぐらいの気概をもって、我々の底力を存分に発揮していきたいと思います。 業界におけるポジションに違いはあるものの、すべてのカンパニーが近年、急速に力を付けてきています。組織の力、「個」の力は着実に強化されています。今年はこの勢いをさらに加速させ、各カンパニーそして個々人がそれぞれの持ち場で強みを発揮し、熱く戦うことによってそれぞれのさらなるワンランク・アップを実現して下さい。

今年は午(うま)年です。馬の視野角は350度もあると言われています。皆さんも常に視野を広く保ち、世の中の動き・時代の流れを敏感に捉え、チャンスを絶対に逃さぬよう機敏に対応していくことを心がけてほしいと思います。

  • 常に新しい楽曲、プレースタイルを探求し、斬新なパフォーマンスを創り上げる和太鼓アンサンブルTOKARAによる和太鼓の演奏。
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