サウジアラビアでの海水淡水化用逆浸透膜エレメント製造工場 製造設備増設
2014年6月3日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)の100%子会社である伊藤忠プランテック株式会社(以下「伊藤忠プランテック」)は、サウジアラビアのACWA Holding(以下「ACWA」)、東洋紡株式会社(以下「東洋紡」)と共同で設立したサウジアラビア西部ラビーグ市の逆浸透膜エレメント工場における製造設備を増設致しました。
さる5月29日にはサウジアラビアのアルーイブラヒム海水淡水化公団総裁、ACWA、東洋紡、伊藤忠商事 及び 伊藤忠プランテックの関係者が列席のもと、Arabian Japanese Membrane Company, LLC(以下「AJMC」)ラビーグ工場の製造設備増設竣工式を挙行致しました。
この合弁会社AJMCは、今回の製造設備増設により今後ますます拡大が期待される中東地域の海水淡水化市場で、サウジアラビアのみならず、その他中近東地域、北アフリカ諸国にも海水淡水化用逆浸透膜エレメントを広く販売していく予定です。
竣工式の模様
合弁会社の概要
社名 | Arabian Japanese Membrane Company, LLC |
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設立 | 2010年8月 |
資本金 | 23.6百万SAR(約6億円) |
出資比率 | ACWA 49.0%、東洋紡 36.1%、伊藤忠プランテック 14.9% |
工場所在地 | サウジアラビア、ラビーグ市(Rabigh Plus Tech Park内) |
事業内容 | 海水淡水化用逆浸透膜エレメントの製造・販売 |