みずほフィナンシャルグループによる株式会社オリエントコーポレーションとの連携強化および議決権比率の引き上げについて

2015年7月31日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、本日の株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社みずほ銀行(以下「みずほ」)による「株式会社オリエントコーポレーションとの連携強化について~連携強化および議決権比率の引き上げ~」の公表を受けまして、本件における伊藤忠商事の見解並びに株式会社オリエントコーポレーション(以下「オリコ」)発行の第一回J種優先株式の保有方針についてお知らせいたします。

今般公表されたみずほによるオリコとのカード分野での新たな連携、並びにオリコ第一回J種優先株式の転換による議決権比率の引き上げにより、オリコとみずほの間では、これまでの個品割賦・銀行保証事業に加え、今後更なる成長が期待されるクレジットカード分野や決済サービス分野での一層の業務連携強化が図られ、結果としてオリコ公表済み新中期経営計画の達成が盤石になるものと期待しております。

伊藤忠商事としても、オリコの主要株主としてみずほとも連携し、オリコとのカード・決済分野での新規ビジネス開発の推進や、営業面でのオリコへのサポート継続等により、オリコの企業価値増大や収益機会の創出に取り組んでいく所存です。

また、伊藤忠商事保有のオリコ第一回J種優先株式につきましては、みずほ同様、2015年9月末までに取得請求権を行使し普通株式への転換を実施する予定です。尚、オリコ第一回J種優先株式が全転換された場合、オリコにおける伊藤忠商事の議決権比率は、25.0%から16.5%と低下する見込みですが、伊藤忠商事の持分法適用関連会社としての位置づけやオリコとの連携方針に変更はありません。