食品表示チェックサービス【Label+(ラベルプラス)】の提供開始

~インターネットを活用した食品表示の作成支援事業への新規参入~

2015年9月14日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広)の子会社である 伊藤忠インタラクティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:手塚正純、以下「伊藤忠インタラクティブ」)は、食品表示/品質管理の専門スタッフの目を通じて、正しい食品表示の作成を支援するオンラインサービス【Label+】(ラベルプラス)(以下「本サービス」)の提供を開始いたします。

食の安全・安心が注目され、食品表示への関心が高まる反面、原材料の誤表示による食品事故は後を絶ちません。原因として「食品表示への基礎知識や認識不足、意識不足」、「食品表示関連規則に精通する専門スタッフの不足」、「外部専門機関への高委託コスト(距離、時間、費用)」が考えられますが、これらが経営上の負担となっているだけでなく、正しい食品表示の理解と作成をする上での障壁となっています。
本サービスは、食品表示関連規則についての確かな知識や食品の品質管理ノウハウを必要とする食品事業者およびECサイトにおける販売事業者が、食品表示のプロである専門スタッフにすべてオンラインでご相談・お問い合わせが可能となる、業界初の食品表示ラベル作成支援サービスです。
伊藤忠インタラクティブは、強みであるインターネット領域でのノウハウを最大限に活用し、食品関連事業者向け支援を新たな事業領域として、今後も積極的にサービスをご提案してまいります。
なお、本サービスは食品衛生管理の総合コンサルティング企業で食品表示における専門事業者である株式会社BMLフード・サイエンス(以下:BMLフード・サイエンス)および株式会社ラベルバンク(以下:ラベルバンク)との協業を通じて提供するものであり、各社の専門性を活かしたサービスをご提供してまいります。

サービス概要

本サービスの特長

①食品表示における、名称・原材料表示のチェックがオンライン上で完結(書類手続きは不要)
②原材料データベースによる予測変換・表記チェック機能による簡単入力
③専門知識を持ったスタッフによる、安心のチェック体制

本サービスのご利用の流れ

①本サービスのWEBサイトより会員登録(無料)後、該当商品の名称・原材料名を入力
②入力された情報をサービス専門スタッフが確認
③サービス専門スタッフとのやり取り、指摘事項は、ユーザー毎の個別ページ上に表示
④専門スタッフが修正された内容を再度チェックし、問題がなければ完了
⑤チェックが完了すると、印刷用のテキストデータとして出力可能

オンライン画面イメージ

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今後の展開について

2015年4月に施行された新食品表示法への対応や、今後市場拡大が期待されるインバウンド(輸入品)・アウトバウンド(輸出品)対応など、インターネットを活用した食品関連業務支援事業を推進してまいります。その他、原材料データベースには、今後様々な機能を追加し、原材料のレコメンド表示機能や外国語翻訳などに対応していく予定です。

パートナー企業について

株式会社BMLフード・サイエンス

食品の微生物・理化学、腸内細菌、商品等検査から飲食店の厨房点検、食品工場監査、衛生管理・品質管理のしくみ作り・システム構築支援まで行う総合コンサルティング企業。

株式会社ラベルバンク

食品表示作成、チェック用データベースの構築から、原材料・製品の規格書検査と作成、英文翻訳サポート等、食品表示に関する業務を幅広く行う企業です。

伊藤忠インタラクティブについて

伊藤忠インタラクティブは、「Marketing and Technology for All」をコンセプトに、総合商社の事業ノウハウとIT 企業の技術ノウハウ、そしてクリエイティビティを組み合わせ、e領域での革新的なサービスプロバイダとして新しいビジネスを創造することに、日々取り組んでいます。