大分日吉原太陽光発電所メガソーラー事業について

2016年3月18日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、株式会社九電工と三井造船株式会社との共同事業となる大分日吉原太陽光発電所(2014年7月15日付けプレスリリース参照)の商用運転を開始致しました。

本発電所は大規模メガソーラーとして、三井造船大分事業所が保有する約46万平方メートルの敷地を活用して、発電出力4万4,800キロワットの発電事業を行い、年間予想発電量は5,250万110キロワット時と、一般家庭約9,300世帯分の年間消費電力量に相当します。発電した電力は20年にわたり九州電力株式会社に販売する計画です。

本プロジェクトは伊藤忠商事が主体となって開発から発電までの一貫開発を行った大規模太陽光発電所として初の全面運転開始となります。共同事業者となる三井造船が工事の請負、九電工が工事および20年間のO&Mを行うことで、長期に渡る発電事業を行うための運営体制を整えています。

伊藤忠商事は、岡山県(2016年12月竣工予定、約3万7千キロワット)及び佐賀県(2018年4月竣工予定、約2万1千キロワット)におきましても同様に大規模太陽光発電所の建設工事を進めており、国内外における再生エネルギーを活用した発電事業を積極的に推進することで地球温暖化防止等の環境保全にも配慮し、循環型社会の形成に貢献して行きます。

事業主 大分日吉原ソーラー株式会社
出資比率 伊藤忠商事株式会社 50%、株式会社九電工 30%、三井造船株式会社 20%
建設地 大分県大分市日吉原
敷地面積 46万平方メートル
発電規模 4万4,800キロワット
年間発電量 約5,250万kWh
(一般家庭約9,300世帯分、二酸化炭素の削減量年間約3万2,000トン)

大分日吉原太陽光発電所全景写真

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発電所竣工式

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向かって左から三井造船/田中社長、伊藤忠商事/岡藤社長、九電工/西村社長