米国・冷却素材ブランド「COOLCORE®(クールコア)」の独占輸入販売権取得について

2016年4月28日

このたび、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、米国発の冷却素材ブランド「COOLCORE®(クールコア)」の独占輸入販売権を取得いたしました。2017年春夏から日本市場における本格展開を開始いたします。

「COOLCORE®」は、2009年に米国COOLCORE LLC(以下、「COOLCORE社」)によって開発されました。独自の糸の組み合わせにより、生地に吸い上げた水分の移動・蒸発を促し、その際に発生する気化熱を利用する画期的な冷却素材ブランドです。その機能は、助剤やポリマーを用いた後加工に因るものではなく、特殊な生地構造に由来するため、耐洗濯性が高く、効果が永く持続します。

「COOLCORE®」は、2013年8月に国際的検査機関であるホーエンシュタイン研究所から、世界初となる『イノベーティブテクノロジー”クーリングパワー”』の認定を受けました。さらに、2015年11月には世界最大級の国際繊維機械見本市であるITMAのフューチャー・マテリアル・アワードにおいて、スポーツウエア&アウトドアアパレル部門のベスト・イノベーション賞に選ばれました。現在、「COOLCORE®」使いのタオルやTシャツなどの商品が米国大手有力スポーツメーカーや著名リゾート施設のキャラクターグッズに採用されるなど、世界各地で注目を集めています。

日本市場においては、東日本大震災後に改めて見直されている“クールビズ”や、猛暑による熱中症対策など、さまざまな環境の変化に伴い、クーリング機能を備えた素材が注目を集めています。また、昨今のスポーツトレンドや健康志向の高まり、さらには2020年の東京オリンピック開催に向けて、スポーツ人口の増加とともに、さらなる需要拡大も期待されています。
今後は、伊藤忠商事の繊維業界全般における経験やノウハウ、およびアジア地域を中心とする豊富な生産背景を活用し、冷却素材「COOLCORE®」を使用した製品の開発、および日本市場における展開を戦略的に推し進めていくことで、同ブランドの価値向上と認知度拡大を図り、5年後に製品小売上代ベース20億円の売上を目指します。

ブランドロゴ

[news_1604281.png]

商品イメージ

[news_1604282.png]

[news_1604283.jpg]

[news_1604284.jpg]