米国・テキサス州における新設風力・太陽光発電所への出資について

2016年7月19日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、米国・テキサス州で開発中の総発電容量217MWのコットンプレインズ風力・太陽光複合発電プロジェクト(以下「本事業」)へ出資することに合意しました。

本事業は新エネルギー事業大手のApexクリーンエナジー社(本社:米国バージニア州、以下「Apex社」)が、米国屈指の高風況地帯であるテキサス州で開発を進めてきたものです。本事業は単機容量2.4MWの風力発電機84基で構成される202MWの風力発電所と15MWの太陽光発電所からなり、2017年上半期に商業運転を開始し、米国標準家庭の約76,000世帯分の電力消費量に相当する電気をテキサス州電力市場などへ供給する計画です。伊藤忠商事は新たに設立される子会社を通じ、Northleaf Capital Partners他出資者と共に本事業に参画します。

伊藤忠商事は、世界各地で発電事業の拡大に積極的に取り組んでいます。特に北米においては、事業会社であるティア・エナジー社(Tyr Energy Inc.)を通じ、全米で15ヶ所以上の発電所の経営や開発に携わっており、本事業は米国での3件目の風力発電事業への参画となります。また、北米では子会社であるネイス社(NAES Corporation)を通して発電所運転・保守のサービス事業も展開しており、全米を中心に全世界で130ヶ所以上、総計35,000MW以上の発電所の運転と保守を行っており、独立系としては世界最大手の規模で事業を展開しております。伊藤忠商事は引き続き発電事業とサービス事業の両輪で電力事業を多角的に展開し、更なる事業価値の向上を目指します。

Apexクリーンエナジー社(以下「Apex社」)について Apex社は大手新エネルギー発電事業会社で、現在全米最大級の12,000MW に相当する新エネルギー発電ポートフォリオを建設・計画しています。Apex社詳細についてはwww.apexcleanenergy.com をご参照下さい。