Lippoグループとアジアの医療・健康関連ビジネスにおいて協業に向けた意向書を締結
2017年6月27日
伊藤忠商事株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：岡藤正広、以下「伊藤忠商事」）と、インドネシア大手財閥であるLippoグループ（以下「Lippo」）の医療ビジネス中核会社PT Lippo Karawaci Tbk. (以下「LPKR」)は、今後拡大が見込まれるアジアの医療・健康関連ビジネスの協業に向け意向書を締結しました。
Lippoは、居住地域・ショッピングモール・病院・ホテル・資産管理等の他に類を見ない複合型ビジネスモデルによって、総資産と売上高においてインドネシアの最大の上場企業であるLPKRを保有しています。 またインドネシアの19の都市において26の総合病院と16の診療所を展開する先進的な病院グループ「シロアム病院」を保有しています。
アジア人口は全世界の50%以上であり、2025年には50歳を超える人口が13億人に達すると考えており、社会の急速な変化が進む中、より充実した医療に対する需要や中核病院・医療インフラに対する投資ニーズの高まりに対応する為、Lippoと伊藤忠商事は医療ビジネスの拡大を目的に、シンガポールでの合弁会社設立による協業事業推進の事業精査を協同で行って参ります。
意向書の骨子
１．アジア諸国での医療・健康関連ビジネスでの協業
①ベトナム・ミャンマー・フィリピン等のアジア諸国の病院及び医療関連施設における、
投資及び運営に関する事業精査を協同で行う。
２．インドネシアでの医療・健康関連ビジネスでの協業
①日本型病院の設立に関する事業精査を協同で行う。
②従来型総合病院及び専門病院への協同出資及び運営に関し事業精査を協同で行う。
３．その他事業に関する協業
(ア)病院関連REITビジネスへの協同参入や今後設立する病院建設の協同推進に関し、検討を行う。
(イ)非医療業務に関し、病院内機能を病院業務から切出した別法人による事業会社化の可能性を協同検討する。
< Lippoグループのジェームス・リアディ社長と当社岡藤社長にて意向書を締結>
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LPKR 会社概要
| 社名 | PT Lippo Karawaci Tbk. |
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| 代表者 | Ketut Budi Wijaya |
| 本社所在地 | インドネシア |
| 設立年月 | 1990年 |
| 事業内容 | 住宅建設販売、病院建設運営、不動産管理 |