町田市が推進している取組に賛同し、三越伊勢丹と伊藤忠商事は、ラグビー用品の寄贈を通じて、町田市の地域活性・スポーツ教育振興に貢献します

2017年9月12日

株式会社三越伊勢丹(東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:杉江 俊彦、以下「三越伊勢丹」)と伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、町田市教育委員会が推進している体力向上推進事業における「オノタケ式ボールゲームを教材とした『ゴール型ゲーム』」の取り組みに賛同し、町田市の地域活性・スポーツ教育振興への貢献を目的とし、ラグビー用品の寄贈を行いました。

取組の背景と目的

町田市教育委員会では、未来を担う子どもたちがよりよく成長していくこと、だれもが生涯を通じ学び、支え合うことができる社会をつくることを柱とした教育目標を掲げており、スポーツを通じ、人とまちが一つになる事に注力しています。一方、体力調査の結果から、町田市の子どもたちの運動時間は、東京都や全国の平均と比較して短い傾向があることが分かりました。これを踏まえ、町田市教育委員会では、豊かなスポーツライフの実現を目指し、子どもたちに運動の楽しさや心地よさを味合わせるための取組も推進しています。その一環として、元ラグビー日本代表選手 小野澤 宏時氏と、千葉商科大学体育センター助教 下嶽 進一郎氏、国際大会にて日本女子バレーのメダル獲得を支えたトレーナーの甲谷洋祐氏により共同開発された「オノタケ式ボールゲーム」を体育授業に取り入れることも決定しています。

三越伊勢丹グループは、一人ひとりが心身ともに生き生きと働き、組織の活力が生み出され、新たな価値を創出し続けられるよう、働きがいのある風土を作り、魅力ある企業グループの実現を目指し、また、会社のスポーツクラブである“三越伊勢丹女子ラグビーフットボールクラブ=MIラガール(エムアイラガール)”の活動を通じて、地域活動への貢献・働く女性向けのイベント開催等も行ってきました。その中で、三越伊勢丹法人外商事業部は、2019年ラグビーワールドカップをはじめ、東京で相次ぎ開催される国際的なスポーツイベントを控え、開催地域自治体との新たなスポーツを媒介とした関係構築を目指しています。

伊藤忠商事は永続的な企業価値向上を実現すべく『伊藤忠健康憲章』を制定し、健康力向上を重要な経営戦略と位置付けており、朝型勤務などを中心に働き方改革・健康増進施策を積極的に導入しています。

このような中、三越伊勢丹、英国発祥のラグビーブランド「Rhino Rugby(ライノ・ラグビー、以下「Rhino」)の日本市場におけるアパレルおよび服飾雑貨分野の独占輸入販売権およびマスターライセンス権を保有する伊藤忠商事株式会社、英国Rhino社の3社の、町田市の地域活性・スポーツ振興に貢献したいとの思いが合致したことから、今般の寄贈に至りました。

寄贈内容

ラグビーボール10個×7校

新たに開発したビブス 10枚×4色×7校

「オノタケ式ボールゲーム」について

ラグビー、トレーニング科学・教育、海外のトレンドの3つの観点を取り込んで開発するこのプログラムの最大の特徴は、子どもたちの「考える力」を養うことにあります。
既存の試合を前提とした指導法(全習法)でもなく、ドリル式で組み立てる指導法(分習法)でもない、スキルを獲得するためにルールそのものを修正したゲームの中で子どもたち自らに考えさせ、同時にスキルを身に付けさせる「ゲームの中で考え、スキルを身に付けさせる」新しい指導法であり、このプログラムはスキルを必要とせず、体格差、能力差を問わないこと、またルールの成り立ちや再現不能な無限のパターンに対応できる解を瞬間的に導く「考える力」を伸ばすことができます。