WICIジャパン統合報告優良企業表彰にて「統合報告 優秀企業大賞」を受賞

2017年11月15日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、第5回WICIジャパン統合報告優良企業表彰において、初の「統合報告 優秀企業大賞」を受賞しました。

当該表彰の母体であるWICI(ウィキ;The World Intellectual Capital Initiative)ジャパンは、2007年に発足し、企業関係者、財務アナリスト、投資家、職業会計人や大学等の研究者によって構成され、知的資産/資本や、KPI(主要業績・価値評価指標)の開示改善を目的とする組織です。当該表彰は、先般公表された「伊藤レポート2.0 持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会報告書」に関し、経済産業省より「価値協創ガイダンス」を審査に活用している2つの具体例のうちの1つとして明示された先駆的なものです。

当社の発行する「統合レポート2017」は、東京証券取引所第一部上場企業の時価総額上位250社等の数多くの統合報告を審査対象とする中で、「『統合思考経営(Integrated Thinking Management)』の実践に取り組み、その成果を簡潔明瞭に示すことにより、ステークホルダーが企業活動の将来を見通せるようにした報告の模範例である」として大変高い評価を得ました。また、統合報告の完成度を高めるべく継続的に実施してきた取り組みについても、高い評価を頂きました。
伊藤忠商事は、今後も統合レポート(統合報告)を更に充実させ、投資家およびステークホルダーの皆様に、当社の長期持続可能な価値創造活動をご理解いただける有益な財務・非財務情報を提供してまいります。

  • 統合報告…投資家等のステークホルダーに対して、財務情報および非財務情報(企業の経営戦略、ビジネスモデル、ガバナンス、パフォーマンスなど)の関連性を分かりやすくまとめた報告書。
  • 価値協創ガイダンス…企業と投資家が情報開示や対話を通じ、互いの理解を深め持続的な価値協創に向けた行動を促すための枠組みで、いわゆる「共通言語」となる「指針」

■参考:当社統合レポート2017 (2017年3月期)
http://www.itochu.co.jp/ja/ir/doc/annual_report/
(和文・英文・中文(抜粋)版をホームページに掲載)

■参考:WICIジャパン「統合報告優良企業賞」審査結果
http://www.wici-global.com/wp-content/uploads/2017/11/5th_award.pdf