パナマでのトヨタ・レクサス販売事業への参画について

2018年4月17日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久、以下「伊藤忠商事」)は、Grupo Corporativo Pérez S.A.(本社:パナマ共和国パナマ市、代表者:Rolando Pérez Martinis、以下「GCP」)が保有する、パナマにおけるトヨタ・レクサスの独占販売代理店Ricardo Pérez S.A.(以下「RPSA」、現GCP100%子会社)株式の70%を取得し経営権を獲得しました。

RPSAは1956年にトヨタ販売代理権獲得以来着実にお客様の信頼を獲得し、20年超に亘りパナマ新車市場におけるシェア1位の座を維持しています。
伊藤忠商事は1970年代より世界各国で自動車販売代理店を経営しており、その経験を活用し、トヨタ自動車株式会社からのサポートも得ながらパナマにおけるトヨタ及びレクサスブランドの一層の浸透・価値向上を図ります。RPSAからは、幅広いビジネスをグローバルに展開する伊藤忠商事が株主となることによるシナジーや新領域へのビジネス拡大を期待されています。

また、自動車産業が大きな構造転換期に差し掛かっている中、既存の販売代理店事業の運営・拡大に留まらず、「CASE」(Connected:接続性、Autonomous:自動運転、Shared:共有、Electric:電動化)領域の事業や環境・社会貢献を図る新たな事業モデルなどの構築も目指して参ります。

産業界では、AIやIoTといった新技術の急速な進歩により「第4次産業革命」とも言われる大変革が起きています。伊藤忠商事はその変化に機敏に対応し、渋滞解消システムやハイブリッド車両の中古バッテリー・リユーススキームの構築など、次世代・新技術を活用したビジネスモデルを確立する事で、自動車産業の更なる進化を推進すると共に、これらを通じて同国の発展に貢献して参ります。

会社名 Ricardo Perez, S.A.
代表者 片野 富夫
本社所在地 パナマ国 パナマ市
設立年月日 1956年9月18日
資本構成 伊藤忠商事70%、GCP 30%
従業員数 1,172人(2018年3月末)
URL https://www.toyotarp.com/

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