株式報奨制度導入について

2019年2月5日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久、以下「伊藤忠商事」)は、従業員の企業価値向上意識の醸成を主目的とし、従業員持株会を活用した株式報奨制度を導入することを決定致しました。

導入背景等

本制度は、当社の従業員持株会に加入している従業員に対し、業績に応じ特別奨励金を支給することを通じ、相当分の株式を付与する制度です。現時点において当社従業員の持株会加入率は既に98%を超えておりますが、本制度の新設を通じ、当社従業員の経営参画意識を更に高め、継続的な勤務を促すと共に、中長期的な企業価値の向上を図ります。

実施概要

本制度の概要は以下の通りです。

(1)当社の連結純利益が4,000億円以上の場合、年に2回、特別奨励金を拠出。特別奨励金を原資として、従業員持株会を通じ相当分の当社株式をマーケットより買付け、各従業員が特別奨励金に応じた株式を取得。

(2)特別奨励金額は、連結純利益及び従業員の職位に応じ決定。

当社は「厳しくとも働きがいのある会社」を標榜し、従業員一人ひとりが「個の力」を最大限に発揮する施策を展開しておりますが、本制度の導入を通じ、従業員に対し当社株主の皆様と一層の価値共有を進め、企業価値向上意識の更なる醸成に努めてまいります。