AI採寸技術「1 measure」を運営するTOZIとの資本・業務提携について

2019年10月9日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木 善久、以下「伊藤忠商事」)はSHENZHEN TOZI TECHNOLOGY CO., LTD (本社:中国広東省深圳市、CEO:朱帥印、以下「TOZI」)と資本・業務提携をすることで基本合意いたしました。同社が提供するAI採寸技術「1 measure(ワン・メジャー)」の活用等により、繊維事業におけるシナジー創出を目指します。

TOZIの創始者である朱帥印氏は、2010年に香港理工大学の大学院に入学後、衣料分野でのAIの応用と開発に関する研究を開始しました。当時、拡大途上にあったファッションEC市場における返品率の高さに着目し、適切なサイズの衣服を提供することをテーマに7年にわたる研究を経て、AIを駆使した3Dバーチャル採寸技術「1 measure」の開発に成功、2017年にTOZIを設立しました。

伊藤忠商事は、香港主要拠点である子会社ITOCHU Textile Prominent (ASIA)Ltd.(本社:香港特別行政区、CEO:赤堀 宏之、以下「IPA」)を通じて中国・深圳発のファッションテックの発掘を進めています。IPAでは、EC市場における消費者の利便性向上とアパレル業界における在庫問題等の解決には採寸技術が不可欠との考えの下、同社が有する繊維製品の強固なバリューチェーンとも親和性のある技術の導入を検討してきました。こうした中、モバイル端末による撮影画像からAIによる3Dバーチャルモデルを作成できる機能などを兼ね備え、高い精度を誇る採寸技術「1 measure」は、IPAが生産を手掛ける多種多様なファッション商材にも対応でき、且つ、将来的にはヘルスケアやゲーム・エンターテイメントなどファッション分野以外でのシナジーも見込まれることから、本提携に至りました。

伊藤忠商事・繊維カンパニーでは、現中期経営計画の基本方針である「商いの次世代化」の一環として、主導権を持った原料起点のバリューチェーン構築による、世界の大手リテーラーとの取組拡大をめざしています。今後も香港を拠点とするIPAを通じ、中国・深圳発のAIやIoTを活用したテクノロジーやサービスの発掘等も進めながら、それらを原料から製品までのバリューチェーンに組み入れることで当社ならではの総合力・提案力をさらに強化し、他社には追随できないビジネスモデルの構築に取り組んでいきます。

3Dモデルによるバーチャル採寸

TOZI概要

会社名 SHENZHEN TOZI TECHNOLOGY CO., LTD
所在地 深圳市南山区高新技術産業園越興18号 香港理工大学405
代表者 朱 帥印
URL https://www.emtailor.com/