北米のKhosla Ventures組成ファンドへの出資について

2020年10月28日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木 善久、以下「伊藤忠商事」)は、北米・シリコンバレーのベンチャーキャピタルKhosla Ventures(本社:米国、Founder:Vinod Khosla、以下「Khosla Ventures」)が新たに組成するファンドへ出資致しました。

Khosla Venturesは、Sun Microsystemsの創業メンバーの一人であるVinod Khosla氏が2004年に創業し、「社会にインパクトを与える投資」をキーワードに、これまでにもStripe、Instacart、Doordash等の創成間もないIT関連スタートアップや、新技術領域への投資に積極的に取り組んでおります。また、IT領域に加え、ヘルスケアやサステナビリティを重要な投資領域と位置づけており、当社の多様な事業分野での協業が期待できます。

協業実績としては、伊藤忠商事子会社である伊藤忠テクノロジーベンチャーズが、Khosla Ventures出資先でエッジ・コンピューティングの実現に必要な機能を備えたクラウド・プラットフォームを提供するVolterra社に出資し、伊藤忠テクノソリューションズにて取扱いを開始する等、これまでにも伊藤忠グループとの取り組みが実現しています。

伊藤忠商事は、今回のKhosla Venturesへの出資のみならず、米国やイスラエル、中国等の有力なベンチャーキャピタルへ長年に渡り継続的に出資してまいりました。今後も、世界各国の有望なスタートアップとの協業により、国内外での新たなサービス開発や、事業会社各社の収益力向上、及び経済全体の活性化に寄与することを目指してまいります。