三重県桑名市にてカインズ専用物流施設開発に着手
2021年1月28日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久、以下「伊藤忠商事」)と伊藤忠都市開発株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松典男)は、三重県桑名市において、物流施設「(仮称)アイミッションズパーク桑名」の開発に着手すべく、土地所有者の矢作建設工業株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:髙柳充広)様との間で用地取得の売買契約を締結致しました。本物件は、全国でホームセンター事業を展開する株式会社カインズ(本社:埼玉県本庄市、代表取締役社長:高家正行、以下「カインズ」)様向け専用物流施設として、2023年5月の竣工に向け事業を推進してまいります。
当該地は、桑名市が地理的優位性を生かして産業誘導ゾーンとして位置付けた多度地区南部エリアにあり、東名阪自動車道「桑名」ICから約7.5km、「桑名東」ICから約7kmに位置し、全国への広域配送拠点及び名古屋中心地への配送拠点として利便性の高い立地です。加えて新名神高速道路(2023年全線開通予定)、東海環状自動車道(2026年全線開通予定)の整備進展に伴い、更なる利便性の向上が見込め、本件立地の魅力もさらに高まると予測しております。
尚、本物流施設の開発においては、企業誘致に積極的な桑名市の協力を得ながら推進してまいります。
建物は1フロア約6,800坪、地上4階建の延床面積約27,000坪で、有効天井高6.0m、積載荷重1.5t/㎡と標準的な仕様を備えた物流施設となっており、カインズ様が手掛ける多種多様な商品の保管が可能となっております。また、スロープにより1、2階への直接アクセスが可能、最大144台のトラック接車台数を確保しており、カインズ様の今後の更なる店舗数拡大にも対応可能となっております。加えて、施設で働く従業員・スタッフ用に、300台以上の駐車場スペースを確保するほか、倉庫内の一部に空調を設置する等、快適な作業環境を提供予定です。
※上記数値は全て現時点の想定であり、今後変更となる可能性がございます。
カインズ様は本施設を「西のマザーセンター」として位置づけ、中部エリアの店舗への配送(TC)機能と、海外荷物の保管施設(DC)機能を併せ持ち、且つロボット設備導入による自動化も検討しており、同社の物流網の更なる拡充が見込める施設となっております。1年半ほど前より、カインズ様の本物流施設構想の具現化に向け、候補土地の探索に加え、建物レイアウト、設備仕様選定などに関する協議を重ねてきた結果、今般、基本合意に至ったものであります。なお、本件取組みを契機に、商材・資材や物流機能の提供など、総合商社としての機能を発揮しカインズ様へのソリューション提供並びにシナジー実現に努めていく所存です。
(仮称)アイミッションズパーク桑名概要
名称 | (仮称)アイミッションズパーク桑名 |
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所在地 | 三重県桑名市多度町 |
交通 | 東名阪自動車道「桑名」IC約7.5㎞/「桑名東」IC約7km |
敷地面積 | 67,873.24㎡(20,531.69坪) |
延床面積(予定) | 90,378.25㎡(27,339.46坪) |
構造・規模(予定) | 鉄骨造、地上4階建 |
設計・施工(予定) | 矢作建設工業株式会社 |
着工(予定) | 2022年4月 |
竣工(予定) | 2023年5月 |
(仮称)アイミッションズパーク桑名
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◆伊藤忠商事が運営する物流施設アイミッションズパークのリーシングサイト
http://imissionspark.com/