新素材PAPTIC(パプティック) ROSE GALLERY「母の日」のバラの花束の包装に採用
2021年4月14日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長COO:石井敬太、以下「伊藤忠商事」)が取り扱うフィンランド由来の新素材「PAPTIC/パプティック」が、ROSE GALLERYによる期間限定の「母の日」キャンペーンのバラの花束の包装資材として採用されました。
PAPTICはフィンランド国立技術研究センター(VTT)で開発され、持続可能な森林由来のパルプを主原料とし、しなやかさと強度を持ちながらも紙としてのリサイクルが可能な、環境負荷の軽減に寄与する包装資材として期待される新素材です。2012年のMetsa Fibre社株式取得以降、伊藤忠商事はフィンランドに通算約700億円の投資を実行しており、その背景から2020年にフィンランド大使館商務部よりPAPTIC社の紹介を受け、現在は日本における戦略的マーケティングパートナーとして展開を進めています。PAPTICは欧州において多様な実用例があり、高級デパートの手提げ袋(紙袋代替)や、フィンランド最大手の食品・菓子メーカーの一次包材(プラスチック代替)等に活用され、いずれも従来の包装資材からの置き換えにより、環境負荷の軽減を実現している点が高く評価されています。
(世界包装機構が運営する、革新的な包装資材に与えられる世界的な賞WorldStar Awardを2021年1月に受賞。https://www.worldstar.org/winners_detail/304/2021/%20/%20/Finland/
)
この度、銀座に本店を構える日本唯一の高級バラ専門店であるROSE GALLERYの、『「花」の力により家族・友人・取引先などの大切な人達との末永く続く関係を改めて深めるコンセプト』と、「サステナブルで再利用に適した素材であるPAPTIC」との親和性が高いことや、紙としてリサイクルされるPAPTICを花の包装に使用することにより、環境負荷の軽減を目指すROSE GALLERYの想いが1つの形になることから採用に至りました。また、最高品質の赤いバラと上質な風合いのPAPTICにより一層の高級感が演出されることや、従来の包装資材に比べて花を包む際や持ち歩く際に触感が良く雑音が無い機能面も評価されました。
伊藤忠商事は中期経営計画の基本方針として、「『SDGs』への貢献・取組強化」を掲げており、今後もPAPTIC等の環境配慮型素材の展開を通じた環境負荷軽減の実現による、持続可能な社会の発展に貢献して参ります。
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欧州での実用例
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PAPTIC社概要
会社名 | Paptic Ltd |
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本社所在地 | フィンランド エスポー |
設立年 | 2015年 |
事業内容 | パッケージング原紙開発・製造(OEM)・ライセンス事業 |
URL | https://paptic.com/ |