西豪州ウェスタン・リッジ鉄鉱床の新規権益取得について

2021年6月2日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長COO:石井敬太、以下「伊藤忠商事」)は、大手資源会社BHP社が保有するウェスタン・リッジ鉄鉱床の一部権益を取得する事で合意し、本日関連契約書に署名致しました。

同時に三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀健一、以下「三井物産」)も、ウェスタン・リッジ鉄鉱床の一部権益を取得する事でBHP社と合意しており、取得後の権益比率は伊藤忠商事8%、三井物産7%、BHP社 85%となります。伊藤忠商事、三井物産は、ウェスタン・リッジ鉄鉱床の開発に関連し今後発生する開発費用を、持分権益比率に応じ負担します。

4つの広大な鉱床から成るウェスタン・リッジ鉄鉱床は、西豪州ピルバラ地域において伊藤忠商事、三井物産、BHP社が共同で既に操業しているNewman鉱山に隣接しています。ウェスタン・リッジ鉄鉱床は開発後操業コストの低い露天掘り鉱山となる見込みであり、また既存鉄道・港湾インフラを活用し開発することで、西豪州鉄鉱石事業のコスト競争力を維持・強化し、伊藤忠商事はパートナーと共に年間出荷量290百万㌧体制の安定化を目指します。ウェスタン・リッジ鉄鉱床の開発は、政府当局からの各種許認可取得をもって開始予定です。

伊藤忠商事は優良パートナーとこれまで築いてきた強固なパートナーシップを発展させ、引き続きコスト競争力の高い資源事業案件の厳選と拡充に取り組んで参ります。