Paptic(パプティック)社との資本業務提携について
2021年9月6日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、Paptic 社(本社:フィンランド・エスポ―)との資本業務提携に合意し、同社の株式を取得致しました。
PAPTICは、フィンランド国立技術研究センター(VTT)で基礎技術が開発され、持続可能な森林由来のパルプを主原料とし、しなやかさと強度を持ちながらも紙としてのリサイクルが可能な、環境負荷の軽減に寄与する包装資材として期待される新素材です。伊藤忠商事は2020年にフィンランド大使館商務部からPaptic社の紹介を受け、以来日本における戦略的マーケティングパートナーとして展開を進めています。
新素材PAPTICは欧州において多様な実用例があり、高級デパートの手提げ袋(紙袋代替)や、フィンランド最大手の食品・菓子メーカーの包材(プラスチック代替)、E-コマース用配送外装(プラスチック代替)等に活用され、いずれも従来の包装資材からの置き換えによる環境負荷の軽減を実現している点が高く評価されています。(世界包装機構が運営する、革新的な包装資材に与えられる世界的な賞WorldStar Awardを2021年1月に受賞。https://www.worldstar.org/winners_detail/304/2021/%20/%20/Finland/
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この度のPaptic社との資本業務提携に伴い、伊藤忠商事は日本市場における新素材PAPTICの独占販売権を獲得致しました。一層の展開の推進により、日本国内における環境負荷の軽減に寄与して参ります。
伊藤忠商事は中期経営計画の基本方針として、「『SDGs』への貢献・取組強化」を掲げており、Paptic社への出資を機に、木質由来の環境配慮型素材ビジネスに一層注力し、環境負荷軽減の実現を通し持続可能な社会の発展に貢献して参ります。
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PAPTIC社概要
会社名 | Paptic Oy |
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本社所在地 | フィンランド エスポー |
設立年 | 2015年 |
事業内容 | パッケージング原紙開発・製造(OEM)・ライセンス事業 |
URL | https://paptic.com/ |
売上高 | 1.3百万ユーロ |
資本金 | 4.2百万ユーロ |
主要株主 | フィンランド国立技術研究センター(VTT) |