私募REIT「アドバンス・プライベート投資法人」の新設及び不動産アセットマネジメント会社の再編について

2022年2月2日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、連結子会社であるADインベストメント・マネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高野 剛、以下「ADIM」)を通じ、オープンエンド型非上場私募不動産投資法人(以下「私募REIT」)の運用事業を開始するべく、「アドバンス・プライベート投資法人」(以下「本私募REIT」)を新設致します。本私募REITは、投資対象を特定の用途に係る不動産に限定しない総合型の私募REITであり、主に賃貸住宅・商業施設・オフィス・物流施設・ホテル等を投資対象とし、2022年7月頃を目途に運用を開始する予定です。

伊藤忠商事は現在、不動産実需及び投資家のニーズに応えるべく、アドバンス・レジデンス投資法人(賃貸住宅特化型J-REIT、以下「ADR」)及び伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(物流施設特化型J-REIT、以下「IAL」)に向けて優良な賃貸住宅・物流施設を開発し、物件供給を行うとともに、商業施設・オフィス・ホテル等についても、企画・開発から運用まで幅広い事業展開を行っております。超低金利が継続する昨今の金融市場において、株価等の影響を受けずに長期に亘り安定的な利回りの期待できる投資機会に対し機関投資家を中心に強いニーズがあり、伊藤忠商事の不動産開発実績とノウハウを背景に、『マーケットイン』発想で非上場の私募REITという投資商品を提供することで、三方よしのビジネスを構築してまいります。

また、伊藤忠グループの不動産アセットマネジメント会社を再編し、ADIM※1と、伊藤忠リート・マネジメント株式会社※2(本社:東京都千代田区、代表取締役:東海林 淳一、以下「現IRM」)を2022年6月1日付で合併する予定です(以下「本合併」)。本合併後新会社の運用資産は合計で5,500億円超となる見込みです。なお、本合併後は「伊藤忠リート・マネジメント株式会社」を商号として使用する予定です。

伊藤忠グループは、本合併を通じて運用ノウハウの共有、物件情報・取得力の強化を図ることで、今回新設する総合型の本私募REITのみならず、既存の賃貸住宅特化型J-REITであるADR及び物流施設特化型J-REITであるIALを含めた3つのREITに対し、これまで以上に強固なスポンサーシップを発揮し、運用資産と事業基盤の拡大を目指してまいります。

  • ※1賃貸住宅特化型J-REITであるADRより資産運用業務を受託
  • ※2物流施設特化型J-REITであるIALより資産運用業務を受託

尚、詳細につきましては、ADR・IAL各社のホームページにて公開しておりますプレスリリース資料をご覧ください。

アドバンス・レジデンス投資法人(ADR) ホームページアドレス:https://www.adr-reit.com/
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(IAL) ホームページアドレス:https://www.ial-reit.com/