IoTスマートホームデバイスのスタートアップ企業 CANDY HOUSE JAPAN株式会社との資本業務提携について

2022年5月30日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、CANDY HOUSE JAPAN株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:古哲明、以下「CANDY HOUSE」)からの第三者割当増資を引き受け、資本業務提携をいたしました。

近年、共働き世帯・高齢世帯の増加に伴う遠隔での安否確認・セキュリティ確保に対するニーズの高まりや、生活スタイルの効率化に伴う家電やデバイスの一括制御に対する関心の増加により、スマートホームへの注目が高まっております。国内スマートホーム市場規模は2019年の約5千億円から2025年に約2兆円へと拡大するなど、今後ますます成長が期待されております。
中でも、スマートロックは、ご家庭の玄関等に設置され、AIカメラ等の他のスマートホームデバイスと連携し課題解決を実現する上でもハブとなることから、日本におけるスマートホーム普及のキラーデバイスとも言われております。加えて、法人の事業所やサービス施設等においても、省人化や効率化の観点に加え、働き方改革に伴う労務管理対応や情報漏洩防止を目的としたセキュリティ強化の観点からスマートロックを用いた入退室管理に対する需要が高まっております。

伊藤忠商事は、IoTスマートホームデバイスのスタートアップ企業CANDY HOUSEからの第三者割当増資を引き受け、資本業務提携をいたしました。同社は、スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを中心に、市場のニーズをいち早く取り入れたマーケットインの発想により設計された高品質なスマートホームデバイスを世界中の一般消費者向けに安価に提供しており、市場から高い評価を得ております。
今後、伊藤忠商事は連結子会社で携帯電話代理店大手のコネクシオ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:直田 宏)と協業し、CANDY HOUSE製品の法人向け販売を展開することをはじめ、グループ各社とともにCANDY HOUSEとの協業を進めてまいります。

伊藤忠商事は中計経営計画「Brand-new Deal 2023」の基本方針の1つとして「『マーケットイン』による事業変革」を掲げており、本取組はこれに合致するものです。今後も、CANDY HOUSEのさらなる企業価値向上をサポートするとともに、スマートホーム関連事業や企業のDX推進支援を通じ、より便利で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

  • 伊藤忠商事による独自推計

CANDY HOUSE 公式ウェブサイト

https://jp.candyhouse.co/

CANDY HOUSEの主力製品 「SESAME 4(セサミ4)」イメージ

写真:製品とスマホアプリイメージ