英「Barbour(バブアー)」の独占輸入販売権取得について

2022年8月9日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、英国ライフスタイルブランド「Barbour(バブアー)」の日本市場における独占輸入販売権を取得いたしました。2022年秋冬シーズンより、株式会社バブアー パートナーズ ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:濱田 博人、以下「バブアー パートナーズ ジャパン」)を通じて日本市場における展開を開始いたします。

「Barbour」は、1894年にジョン・バブアーがイングランドの港町サウスシールズで創業した英国発のライフスタイルブランドです。北海に面した厳しい気候のもとで働く労働者のために、冷たい雨風をしのぐワックスドコットン製の耐久性の高いアウターウェアを開発したことをきっかけにスタートしました。その優れた機能性に加えて、英国の田園風景に映えるカラーリングや、襟元にコーデュロイをあしらったエレガントなデザインは、野外活動でも品格のある装いが求められる王族・貴族の間でも支持され、乗馬や狩猟といった英国貴族のカントリースポーツ用のジャケットとして広く普及しました。バブアー一族によって代々継承されてきた「Barbour」は、創業以来128年にわたり、様々なライフスタイルに合わせた機能的な商品を世界中で展開し、格式高いブランドとして愛され続けています。

伊藤忠商事はバブアー パートナーズ ジャパンとともに、伊藤忠商事が持つマーケットインの視点に加え、長年にわたりブランドビジネスにおいて培ってきた経験とノウハウを最大限に活用し、「Barbour」の展開拡大に取り組んでいきます。今後は、メンズ市場のみならず、レディース市場への進出やウェア全般の商品拡充などにより、ライフスタイルブランドとしての世界観を広く訴求することで更なるブランド価値の向上を実現し、5年後に小売上代ベース100億円の売上を目指します。

写真:バブアー製品を着た男女、自然の中を歩いている