フリーランス・個人事業主向けにデジタルを活用した会計・税務サービスを展開するリディッシュ株式会社との資本業務提携について

2022年12月28日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、フリーランス・個人事業主含む中小企業(以下「フリーランス・個人事業主等」)向けに会計・税務業務サービスを軸とした経営支援サービスを行うリディッシュ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松隈 剛、以下「リディッシュ」)と資本業務提携いたしました。

経済産業省によると、国内フリーランス・個人事業主等の中小企業の付加価値額は100兆円※1以上といわれており、働き方改革や副業・兼業の解禁などの後押しもあり、今後も拡大が見込まれております。一方でフリーランスや個人事業主は、限られた資金と人材で複雑な会計・税務制度に対応しなければなりません。適切な対応ができないことで、金融機関等からの資金調達ができない等、金融サービスが満足に利用できないことに加え、会計業務等に時間が割かれることで本業に集中できないなど、依然として課題を抱えております。

リディッシュは、クラウド会計ソフトやチャットツールなどのデジタルツールを駆使し、フリーランス・個人事業主等の会計・税務にかかる作業時間を大幅に削減するサービス「Cross Point」を提供しております。通常の会計・税務にかかる費用相場の半額以下※2となる価格とデジタルに特化したサービスの強みを以って、2022年12月現在の契約顧客数は前年比約300%の成長率を実現しており、今後更なる成長を目指しております。加えて、会計・税務サービスで得たデータを活かしたコスト削減提案や、売上拡大のためのマーケティングサポートなど、幅広い経営支援サービスも提供しております。

伊藤忠商事は、今般の資本業務提携を通じて、当社の顧客ネットワークを活用し、リディッシュの新規顧客開拓を支援してまいります。また、リディッシュと連携し、フリーランス・個人事業主向けに、新たな与信モデルの開発等によって、様々な金融・保険サービスの提供を進めてまいります。具体的な取組として、伊藤忠商事100%子会社である株式会社マネーコミュニケーションズ等を活用して、現状では資金調達が難しい小規模飲食店などに対して、仕入先と小規模飲食店の間に入るファクタリングサービスなど、独自の金融サービスの展開を検討してまいります。

伊藤忠商事は中期経営計画の基本方針として「『マーケットイン』による事業変革」を掲げており、本取り組みはこれに合致するものです。今回のリディッシュとの資本業務提携により、フリーランス・個人事業主等の持つ課題を解決し、国内企業の成長を支援すると同時に、新たなサービスの創出を推進してまいります。

  • ※1中小企業白書2022の小規模事業者及び中規模企業の付加価値額より
  • ※2リディッシュ調べ
写真:Cross Pointロゴマーク

リディッシュは業種別に最適化した会計・税務/経営支援サービスを提供しております。
会計・税務/経営支援サービスにおいて日々の売上やコスト、月次の損益が一目でわかる独自の経営支援アプリ「Cross Pointアプリ」を無償で提供。
(一例)飲食業向け会計・税務サービス "「Cross Point」 for 飲食店向けサービス"のURL:redish.jp/service/02-crosspoint/

写真:Cross Pointアプリのスマホ画面

リディッシュ会社概要

会社名 リディッシュ株式会社
所在地 東京都港区西麻布1-12-5 SW六本木通ビル3F
設立年月日 2015年7月1日
資本金 8,000万円 (2022年11月30日時点)
代表者 代表取締役 松隈 剛
URL https://redish.jp