イタリアスポーツウェアブランド「Kappa」のマスターライセンス権及び輸入販売権の取得について

2024年3月28日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、イタリアのスポーツウェアブランド「Kappa(カッパ)」の日本市場におけるマスターライセンス権および輸入販売権を取得しました。2024年春夏シーズンより、スポーツ専門店からセレクトショップまで幅広い販路での展開を開始します。

「Kappa」とは

「Kappa」は、1967年にイタリア・トリノで誕生したスポーツウェアブランドです。欧州サッカーをはじめ陸上競技など数々のスポーツチームのスポンサーを務め、そのスタイリッシュなユニフォームは多くのアスリートに愛されてきました。現在はサッカーや陸上に加え、スキー、テニス、パデル等さまざまな競技スポーツ向けウェアやシューズ、カジュアルウェアを幅広く展開し、スポーツのみならずファッション分野でも支持を集めています。男女が背中合わせに座ったシルエットの「OMINI(オミニ)」、その「OMINI」を反復した「Kappa BANDA(カッパ バンダ)」などのモチーフは、ブランドを象徴するアイコンとなっています。

「OMINI」

「Kappa BANDA」

今後の展開

「Kappa」の展開にあたり、サブライセンシー各社とともに、伊藤忠商事が持つブランドビジネスに関する豊富な経験と知見、サブライセンシー各社の商品開発・販売に関するノウハウを融合し、「Kappa」の展開拡大を図ります。具体的には、イタリア本国商品のほかアパレルやシューズ、雑貨等の日本企画商品を、スポーツ専門店からセレクトショップまで幅広い販路で展開します。また、「Kappa」のブランドアイデンティティに共鳴したアーティストやブランドとのコラボレーション等にも積極的に取り組んでいきます。

伊藤忠商事は、スポーツ関連ビジネスの更なる拡大を重点戦略の一つと位置付けています。伝統あるスポーツウェアブランド「Kappa」の魅力を訴求することで更なる認知度の向上を図り、5年後に小売上代ベース100億円の売上を目指します。