高度ITフリーランス人材活用に強みを持つINTLOOP株式会社との資本・業務提携について
2024年10月24日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、高度ITフリーランス人材※1活用に強みを持つコンサルティング事業・人材支援会社であるINTLOOP株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林 博文、以下「INTLOOP」)と資本・業務提携契約を締結いたしました。
昨今、日本国内のデジタル化が加速しITサービス需要が高まる中、IT人材は2030年に最大で約80万人不足すると言われており※2、特にAI等の新たなビジネスに対応し、付加価値を創出できる「高度IT人材」は最大で約46万人不足すると言われております。
一方で、働き方の多様化に伴い、企業に属さないフリーランスが増加傾向(2015年:912万人、2021年:1670万人)※3にある中、システムエンジニアなどのITフリーランス人材がユーザー企業との案件マッチングを求めるニーズも高まっており、企業との橋渡しを行うビジネスに期待が高まっております。
INTLOOP は2005年の創業後、他社に先駆けて「高度ITフリーランス人材」と「プロフェッショナル人材を求める企業」の橋渡しを行ってきた業界のリーディングカンパニーです。祖業であるコンサルティング事業での知見を活かし、自社の社員と登録者数4万人超のフリーランスを融合してサービス提供するビジネスモデルを確立し、様々な規模のシステム開発等の案件に対応できる点を強みとしております。
伊藤忠商事は、企業のIT・デジタル活用に求められる機能として伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)やベルシステム24を中心とした「デジタル事業群」を形成し、顧客の様々な要望に応じ最適なサービスを提供しています。INTLOOPは、2023年4月にCTCの「アライアンスパートナー」に認定され、デジタル事業群の各社が生み出すシステム開発案件の共同推進の他、先端技術の情報共有や開発環境・品質基準に関する意見交換を行うなど関係を深めて参りました。
今般、本提携を通じて、当社のデジタル事業群とINTLOOPとの連携を一層強化・加速するとともに、INTLOOPによる当社グループ向け専任組織の提供等により、既存事業の強化・拡大、新規事業の創出、および中長期的企業価値の向上を実現し、双方でより質の高いITサービスの提供を図ってまいります。
当社は、引き続きITサービス事業を推進し、市場や顧客の課題解決に根差したマーケットインの発想で、持続可能なデジタル社会の実現に貢献してまいります。
- ※1企業における各種課題をITにより解決し、企業のビジネス戦略に基づいた最適なシステムを設計できる人材
- ※2経済産業省「IT人材需給に関する調査」参照。
- ※3ランサーズ株式会社「フリーランス実態調査」参照。
INTLOOP 会社概要
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