2026年 社長COO年頭挨拶
2026年1月5日
当社社長COO石井敬太による社員向け「2026年年頭挨拶」につき以下の通りお知らせいたします。
記
皆さん、明けましておめでとうございます。
新しい年のスタートにあたり、全世界で活躍する伊藤忠グループの皆さんにご挨拶を申し上げたいと思います。
昨年の年頭挨拶では、現代のデジタル革命に遅れる者は世界市場から脱落するという危機感をお伝えし、AIの積極的な活用を皆さんにお願いしました。その後も、社内ではAI Challenge Monthの実施等により、具体的なAI活用ケースの共有、さらにビジネス変革につながる発想の掘り起こしを全社一丸となって進めてきました。
一方で、AIの進化は留まるところを知りません。台湾の元デジタル大臣であるオードリー・タン氏が示していたように、昨年から突如日本のAI実装が本格的に動き始めました。世界のAI・デジタル業界の第一線で活躍されるリーダー・トップランナーの方々から話を聞いていると、これまで見てきた近未来の映画の世界が現実に近づいていると感じます。世の中が一足飛びに映画の世界の様になるとは思いませんが、以前の携帯電話やインターネットのように、様々な分野で順次AIが組み込まれていくことは間違いないと思っています。
初期段階としては、いわゆる事務処理・定型ビジネス文書の作成などのオフィスワーク関係や行政手続き関連、また人材不足を補う形での作業の自動化やサービス業務代行などの分野で導入が進むのではないかと考えています。この時点では、あくまでもAIはツールであり、アシスタントとして、我々のビジネスの進化や転換、付加価値の創出に多くのチャンスやヒントを与えてくれる存在だと思います。特に顧客接点が多い川下ビジネスに強みを持つ当社は、様々な領域での末端情報に触れることができ、AIの導入をリードする形で、新しいビジネスを展開しやすいポジションにあると思います。
さらに、閉塞感を感じている既存ビジネスにおいても、AIを活用することで効率化が可能となり、コストの低減等による新たな収益モデルの構築が期待されます。また、AIを通して縦社会の中に閉じ込められていた有益な情報やアイデアが共有されることにより、新たな横連携が促進されるかもしれません。
こうしたAIの活用が当社のビジネスやシステムを磨き、次の収益モデルを創造する可能性があると考えています。私はそんな思いで皆さんひとり一人の更なるAI活用・促進に期待を寄せています。
最後に、2025年度の連結純利益計画9,000億円の必達とともに、伊藤忠グループの更なる活躍と商売繁盛、そして世界で活躍する伊藤忠グループの社員とそのご家族のご健康とご多幸を祈念し、私からの新年の挨拶とさせて頂きます。
