キャリアと子育ての両立支援サービス「そだキャリ+」の提供開始及び企業横断型コミュニティ「Life Design Junction!」の発足について

2026年3月5日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、子育てをしながら働く社員のキャリアと子育ての両立支援サービス「そだキャリ+(プラス)」の提供を開始します。

少子化の進展と労働力人口の減少が続くなか、一人ひとりが力を発揮し続けられる環境づくりは企業の重要課題となっています。女性活躍推進や働き方改革が進む一方で、育児期におけるキャリア不安や将来設計への迷いは依然として大きく、制度整備だけでは十分に応えきれていないのが現状です。特に共働き世帯の増加により、夫婦双方がキャリアと育児を如何に両立し将来を描くかという対話の重要性が高まっています。結婚・育児などのライフイベントについて、個人の価値観に基づき主体的に考え、見通しを立て、納得のいく生き方を選択・描いていく「ライフデザイン」支援へのニーズは拡大しており、企業においてもその重要性が高まりつつあります。

■そだキャリ+について(公式サービスHP:https://sodacari.com/
「そだキャリ+」は、「子育てしながらキャリアも育てる」というコンセプトのもと、仕事と育児を両立したい社員のライフデザイン支援する企業向け個別支援プログラムです。コーチングを通じたコミュニケーション支援に専門知見を持つトラストコーチング※1と連携し、育児経験とコーチングスキルを有する専属スタッフ(以下「キャリアケアラー」※2)が、以下の3つのプログラムを基に、社員のライフデザインの設計・実行を伴走支援します。

プログラム 内容
プライベートセッション キャリアケアラーとの個別面談(1on1)による社員の価値観や不安を整理し、独自のキャリア思考形成を支援
グループセッション 参加者間の対話を通じた多様な視点を獲得
ペアセッション 夫婦・家族等との対話を通じて将来像を共有

本サービスの構築にあたっては、こども家庭庁の「民間企業等と連携したライフデザイン支援事業※3」の実証事業としての採択のもと、当社を含む企業の子育て社員を対象に効果検証を実施しました。その結果、「ライフデザインが明確になった」と回答した参加者が22%から79%に増加、「仕事への意欲が高まった」と回答した参加者は79%を占めるなど、キャリアケアラーによる育児期のライフデザイン支援が、キャリア形成や仕事への意欲向上につながることが示されました。また、「キャリアプランの明確さ」と「チームワークの良さ」が、「キャリアビジョンの実現機会」を高め、結果として「ワークエンゲージメント※4」を向上させる主要因であることを統計的に実証しました。更に、「そだキャリ+」の受講者は、これら4項目のスコアが全て有意に上昇したことが確認されています※5
詳細は「そだキャリ+サービスローンチ発表資料 」をご覧ください。

■企業横断型コミュニティ「Life Design Junction! (ライフデザイン・ジャンクション)」の発足について
今般、「そだキャリ+」のサービス提供開始に加えて、企業横断型コミュニティ「Life Design Junction!」を発足しました。当コミュニティは、ライフデザインを経営および産業成長の重要テーマと位置付け、①企業間での知見共有や対外発信、②関連サービスの実証・共同開発、③企業・行政・有識者との連携を通じて、ライフデザイン支援の社会実装を推進してまいります。
詳細は「Life Design Junction!概要資料 」をご覧ください。

伊藤忠商事は、女性活躍推進をはじめとする人的資本への取組みを重要な経営戦略の一つと位置付け、独自の働き方改革や仕事と育児の両立支援に長年取り組んでまいりました。今後、企業の人的資本経営の高度化や多様な働き方の実現に資するソリューションとして、「そだキャリ+」導入企業の拡大やサービス内容の拡充を進めるとともに、当社社員に限らず、社会全体における企業のエンゲージメント向上や人材定着への貢献を目指します。

  • ※1株式会社アンドトラスト、一般社団法人トラストコーチング、NPO法人トラストコーチングからなるコーチングブランド。
  • ※2こども家庭庁「民間企業等と連携したライフデザイン支援事業」( https://lifedesign-pj.cfa.go.jp/support/
  • ※3仕事にやりがい(誇り)を感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得ている状態を指す。
  • ※4株式会社VITAL DESIGNによる統計解析調査