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「いただきますの前、ごちそうさまの先。展」
@ITOCHU SDGs STUDIO

~ほんとうの「おいしい」を考える食体験~


いただきますの前、ごちそうさまの先。展

いつも食べている食事の「前」と「後」を気にしたことはありますか? 意識すれば「おいしい食事」を未来に残すきっかけが見つかるかもしれません。ITOCHU SDGs STUDIOでは「いただきますの前、ごちそうさまの先。展−What makes a nice meal?−」を開催中。

本展は、10月16日(土)の「世界食料デー」に合わせて開催されている「食」をテーマにした体験型イベントです。多様な「食」の在り方に出会うことで、普段の行動を変えるヒントが見つかるでしょう。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

会場内でまず目に飛び込んでくるのが、大きな手を合わせたオブジェ。向かって左が「いただきますの前」に知っておきたい食材の背景や課題、右が「ごちそうさまの先」にある課題解決方法やアイディアについてのパネル。それぞれ5つの切り口で紹介されています。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

例えば、こちらの「いただきますの前」の課題。食材が安く手に入ることは、消費者としては嬉しく感じますが、一方で生産者が利益を得られていないこともあります。生産者の存続のためにできることを考えられれば、豊かな食文化の存続にもつながるはずです。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

では、私たちにはどんなアクションが起こせるのでしょうか。中央には、課題を解決する商品が展示されています。こちらは生産者と消費者をデジタルデータでつなぐ「farmer connect」の商品。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

アイディアの詳細は、「ごちそうさまの先」のパネルで学ぶことができます。先ほどの「farmer connect」は、コーヒー豆が海外の生産者から私たちの手元に届くまでをデジタルデータで記録、把握し、生産者にチップまで送れるサービス。そのほかにも地方の食を簡単に「おとりよせ」で楽しめるサービスも。いつもの食事がさらにおいしく感じられそうなアイディアがたくさん紹介されています。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

また、こちらは捨てられてしまうはずだった食材から作られたパスタ、パスタソース、牛丼の缶詰。これらは規格外であったり、「製造日から数えて賞味期限の3分の1以内に小売店に卸さなくてはならない」という食品業界の「3分の1ルール」と呼ばれる慣習からこぼれてしまったりした食品を使用しています。さらに、消費者には安く提供し、利益の一部を社会貢献団体に寄付される仕組みも。買い物をするだけで気軽に社会貢献ができるのは、「ごちそうさまの先」の第一歩として踏み出しやすいですね。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

奥に進むと、「A NICE MEAL? ガチャ」という大きなガチャガチャコーナーも。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

参加するためには、まずはITOCHU SDGs STUDIOのInstagramアカウントをフォロー。フォロー画面をカウンターに見せたらコインと交換してくれます。ガチャを回して出てきた用紙を再びカウンターで見せれば、展示で紹介されている食品や、次世代食材が必ず1品もらえます。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

もらえるのは、規格外のフルーツで作られた「もったいないバナナのケーキ」や、「エシカルドライフルーツ」など、全14商品。気にはなるけど手が出なかった食材を試すチャンスが提供されています。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

また、今回の展示ではサステナブルな食材を盛り込んだ3種類のお弁当の販売も行います。会場内ではお弁当のサンプルと紹介パネルが設置されています。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展
いただきますの前、ごちそうさまの先。展

ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト・冨永愛氏がレシピをプロデュースした「発酵美容弁当」では、日本の伝統的な発酵食をメインに、地球にも美容・健康にも嬉しい食材を使用。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展
いただきますの前、ごちそうさまの先。展

「ミライ弁当」は、今の食材と未来の食材の食べ比べが可能。今は鶏肉で作られた唐揚げが、未来では大豆ミートに。今は桜海老とイカスミで作られているふりかけが、未来ではコオロギに……といったように、気になる次世代フードを楽しみながら味わうことができます。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展
いただきますの前、ごちそうさまの先。展

「すてない弁当」は、規格外の野菜や害獣として駆除されてしまうイノシシや鹿などを具材に、パンの耳を使用したサンドウィッチです。どれも各1000円(税込)、数量限定で販売されます。また、お弁当には本展オリジナル風呂敷と、使用後に箱に入れて持ち帰れるお箸つきです。繰り返し使えるので、ゴミ削減への第一歩にもつながります。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

さらに奥では、伊藤忠商事の新CMの放映も。躍動感あふれる主観映像で、「いただきますの前」から「ごちそうさまの先」までをつなぐ「食のリレー」の物語を知ることができます。なお、新CMはこちらからもご覧いただけます。

いただきますの前、ごちそうさまの先。展

「世界食料デー」に合わせて新聞各紙に掲載された冨永愛氏のビジュアルも展示されています。冨永氏は展示に先駆け、「行動に移すためには、まずは興味を持つことが大事(中略)。知ることから始めると、どんどん興味が広がっていくと思います」と、コメントをしました。学び、手に取り、口にし……、様々な角度から食の未来について想いを馳せられる展示となっています。

■概要
「いただきますの前、ごちそうさまの先。展−What makes a nice meal?−」
開催期間:10月16日(土)〜11月14日(日)
営業時間:11:00~18:00
開催場所:ITOCHU SDGs STUDIO
住所:東京都港区北青山 2-3-1 Itochu Garden B1F
休館日:毎週月曜日

<お弁当販売について>
発酵美容弁当:10月16日(土)〜10月31日(日)
ミライ弁当 :11月2日(火)〜11月7日(日)
すてない弁当:11月9日(火)〜11月14日(日)
販売場所:Itochu Garden敷地内・青山通り沿い特設スペース
(雨天時はSTUDIO内にて販売)
販売時間:11:30〜14:00(売り切れ次第終了)
※毎週月曜日はITOCHU SDGs STUDIO休館のため販売はお休みです。

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