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「アートな青果展」

~やさいのものがたりをつくろう スペシャルワークショップレポート~

アートな青果展

ITOCHU SDGs STUDIOでは、9月3日(日)に『アートな青果展』スペシャルワークショップ~やさいのものがたりをつくろう~を開催しました。小学生のお子さまを対象に、規格外野菜を親子で観察しながらオリジナルのものがたりを考えていただきました。

アートな青果展

参加された皆様には、規格外野菜をお子さまならではの視点で観察し、先生と相談しながらオリジナルのものがたりを作っていただき、様々なストーリー、キャラクターが生まれました。

アートな青果展

アートな青果展

今回のワークショップでは、規格にとらわれない自由な発想で名作がたくさん生まれましたので、その一部をご紹介します。

【作品紹介】

ころがらない“かぼちゃ”
あるところに、ころがらないおおきなかぼちゃがありました。
曲がったヘタのせいで、ころがることができずに、すてられてしまったかぼちゃです。
でも、そんなかぼちゃも役にたちます。
じしんが来たときには、このかぼちゃをたてにして、みんながひなんして助かることができるんです。

アートな青果展
アートな青果展

アートな青果展

【作品紹介】

にじのともだち“きゅうり”
あるところに、曲がったきゅうりがいました。
そのきゅうりは、曲がっていて、きずがあるから他のやさいたちにわるくちをいわれていました。
でも、きゅうりは、にじくんにであって
「キミも向きをかえたら、ぼくにそっくりだよ」といわれ、自信をとりもどしたのです。そこからふたりは大のなかよしです。
そんな、にじくんをみた他のやさいはきゅうりをバカにしていた自分がはずかしくなって、わるくちを言うのをやめました。

アートな青果展
アートな青果展

アートな青果展

実際に展示を見て周ったり、それぞれの作った作品を発表しあうことを通して、多様性、個性を尊重する考え方に出会うきっかけとなっていれば嬉しいです。

■協力
[山形県鶴岡市.]
山形県の日本海側にある鶴岡市は、三方を山に抱かれた庄内平野が広がる自然豊かな場所。鶴岡市の食文化は、数百年にわたり大切に受け継がれ、平成26年(2014)12月に日本で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。農家の人々が数百年にわたり「種」を守り継いできた「在来作物」は60種類以上確認されており、その栽培方法とともに継承された作物は「生きた文化財」として、訪れる人々を魅了しています。本展示会では、アート作品制作および会期中の販売における規格外野菜の仕入れに協力いただいています。

アートな青果展

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