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伊藤忠商事は、近江商人である初代伊藤忠兵衛が麻布の行商を始めた1858年を創業の年としています。
創業より受け継がれてきた不変の価値観「三方よし」をグループ企業理念に掲げ、商いを通じて社会課題の解決を図るという好循環を生み出すことで、持続的な企業価値向上を実現していきます。
伊藤忠商事は8つのディビジョン・カンパニーの下、様々な事業分野で「トレード」と「事業投資」の2つを両輪として、ビジネスを展開しています。
幅広い事業分野の中でも知見がある分野・地域に経営資源を集中的に投下し、事業規模の拡大と利益成長を目指しています。
「総合商社」というと、資源や貿易といった、消費者から遠いところでビジネスをしている印象があるかもしれません。
伊藤忠商事のビジネスには、誰もが良く知っているブランド、お店や商品等、消費者に近い生活消費分野のビジネスが非常に多くあります。
総合商社として培ってきた様々な事業分野における機能や経営ノウハウを基に、異なるビジネス間でもシナジーを発揮しています。
「ファミリーマート」を核としたコンビニエンスストア事業におけるバリューチェーンの様に、事業分野の垣根を超えたバリューチェーンの構築・シナジー創出を図っていきます。
1972年に日本企業の先陣を切って中国市場に挑戦して以降、中国で実績や人的ネットワークを蓄積しています。2015年にはCITIC及びCPグループと戦略的業務・資本提携を締結しました。今後の更なる飛躍に向け、ビジネス機会の潜在性が大きい中国等において、リスクを十分に見極めたうえで優良なパートナーと共に生活消費関連を中心としたビジネスを展開していきます。