次世代モビリティ領域の事業強化に向けた戦略的アライアンスの拡大

米国保険ソフトウェア開発会社MOTER Technologies, Inc.へ追加出資

2026年9月28日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、米国においてテレマティクス技術※1を活用した保険ソフトウェア開発を行うMOTER Technologies, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:藤井 謙治、以下「MOTER社」)に対し、2025年8月の出資※2に続き第三者割当増資による追加出資を実施しました。これにより、伊藤忠商事はMOTER社におけるあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:新納 啓介、以下「あいおいニッセイ同和」)に次ぐ第2位株主となりました。また、伊藤忠商事、あいおいニッセイ同和およびMOTER社の3社は、米国・アジアを中心とした、次世代モビリティ領域における幅広い協業を推進することで基本合意しました。今後、3社の強みや知見を相互活用し、戦略的な協業関係を一層深化させてまいります。

MOTER社は、2021年4月にあいおいニッセイ同和の100%出資子会社として米国に設立されたインシュアテック※3企業です。インターネットと繋がる「コネクティッドカー」から得られる走行データや車載カメラの映像等を高度に解析し、安全運転の度合いや事故リスクを高精度に評価する独自のスコアリングモデルを活用した、自動車メーカー向けの保険サービスや保険会社向けのデータ分析サービスを提供しています。米国では、コネクティッドカーや自動車のソフトウェア化を背景に、走行データや車両データを活用した保険や金融サービスへのニーズが高まっています。こうした市場環境のもと、MOTER社は、大手自動車メーカーへのブランド保険、大手タクシー事業者と連携したリスクマネジメントサービスや米国大手保険会社へのデータ分析サービス等、幅広い事業を展開しています。

伊藤忠商事は、MOTER社が開発する保険商品に対し、伊藤忠グループの再保険会社がリスクの一部を引き受けるなど、保険関連事業における協業を推進してまいりました。今般の追加出資と3社の協業を契機に、MOTER社を起点として、次世代モビリティ領域におけるIT・データ活用基盤の整備、オペレーションのデジタル化・高度化、金融・保険一体型サービスの開発等の取組みを推進し、新たな事業機会の創出を目指してまいります。

伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」のもと、ほけんの窓口グループ株式会社を中心とする国内リテール保険事業に加え、タイの損害保険事業社への出資※4や、米国の個人向け健康保険流通プラットフォーム事業社への出資※5を通じ、国内外で保険関連事業の拡大を積極的に進めています。今後も革新的な事業パートナーとの協業を通じて、事業領域および収益基盤の拡大を目指してまいります。

MOTER社について

会社名 MOTER Technologies, Inc.
代表者 Founder & CEO 藤井 謙治
本社所在地 米国カリフォルニア州ロサンゼルス(トーランス)
URL https://moter.ai/  
事業内容 エッジコンピューティング技術やコンピュータビジョンを活用し、車載器に搭載可能な保険ソフトウェアを軸としたEV・自動運転車両に対応した次世代型保険商品・サービスの開発(自動車メーカー向けブランド保険、リスクマネジメントサービス、データビジネス等)