MESSAGE

AIやデジタル技術の活用により、これまで分かれていた事業や産業の枠を越え、新たなつながりと可能性が生まれています。当社はデジタル化を将来のための先行投資と捉え、総合商社としての強みを生かして変化に的確に対応しながら企業価値の向上と社会への貢献に努めてまいります。

代表取締役社長COO

石井 敬太

生成AIの台頭により世界がかつてない速度で変化する中、経営戦略とデジタルの融合による業容・業態変革を推進しています。戦略的、継続的なデジタル投資により堅牢なデジタル基盤を確立、「AIX(AIによるトランスフォーメーション)-Ready」、AI時代に対応した万全の状態にあります。成長ドライバーとしてデジタル・AIを活用し「稼ぐ、削る、防ぐ」に資するデジタル戦略の推進により、持続的な企業価値向上に努めてまいります。

CXO(兼)グループCEOオフィス長

中 宏之

VISION

経営方針「”The Brand-new Deal” ~利は川下にあり~」の下、
グループ内のリソースを最大限に活用し、「稼ぐ、削る、防ぐ」に資するデジタル化の取組みを通じて、
企業価値向上に繋げていきます。

複雑かつ多様化する世間・買い手・売り手のニーズを汲み取り総合商社として
川上から川下まで幅広い領域でデジタル技術を活用し、
社会に価値を届ける「バリューチェーンの最適化と効率化」を実現します。

より深い顧客理解の視点を意識した「マーケットインでの事業変革」と
強い専門知識・デジタル活用を両立する「デジタル人材の育成」を同時に推し進めることで、
新たなビジネスモデルの高頻度な創出を図ります。

「ひとりの商人、無数の使命」を託された社員一人ひとりが
伊藤忠商事の企業理念である「三方よし」に則ったデジタル戦略を体現することで
イノベーション溢れる豊かな社会を支える「未来の総合商社」を描いていきます。

考え方

AIXを目的化することなく、ビジネスありき・収益性重視の「地に足をつけたAIX」を基本思想としています。

デジタル戦略

戦略的かつ継続的なデジタル投資により強化をしてきたデジタル経営基盤を土台として、
「地に足をつけたAIX(AI×Transformation)」という考え方のもと、
3つの柱となる重点施策を実行、
「グループのデジタル力の底上げ」と「企業価値の持続的向上」を目指します。

ロードマップ

重要指標

当社ではIT・デジタル関連プロジェクトに係る標準指標(以下11指標)から
プロジェクト毎の性質に応じて目標設定を行い、達成度をモニタリングしています。

企業行動倫理規範

伊藤忠商事は、「伊藤忠グループ企業行動指針」に加えて「企業行動倫理規範」に則り、
デジタル活用を進めてまいります。