① 経営理念・方針
健康力向上を人材力強化の礎に据え「伊藤忠健康憲章」制定
当社は、「健康力向上」こそが、企業行動指針である「ひとりの商人、無数の使命」を果たす人材力強化の礎であるという考えに基づき、2016年6月「伊藤忠健康憲章」を制定しました。
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個人が自分自身の人生を考えるときに仕事を切り離して考えることはできません。その個人にとって望ましいキャリア開発を支援するプロセスのことです。二つの側面からカウンセリングの意義付け、支援を行います。
項目 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|
朝型勤務比率(%)※1 | 57 | 54 | 54 |
月平均残業時間(時間/月) | 25.2 | 25.2 | 23.0 |
年次有給休暇取得率(%) | 52.6 | 58.8 | 62.2 |
健康経営投資実績(百万円)※2 | 507 | 540 | 570 |
がん特別検診対象者受診率(%) | 96.2 | 94.9 | 93.1 |
精密検査受診率(%) | 100 | 100 | 100 |
ストレスチェック受検率(%) | 96.1 | 98.5 | 99.3 |
メンタルヘルス休職者数(名) | 26 | 29 | 26 |
アブセンティーズム日数(日)※3 | - | 1.6 | 2.0 |
プレゼンティーズム損失割合(%)※4 | - | 32.5 | 20.7 |
適正体重維持者率(%)※5 | 62.9 | 62.7 | 61.8 |
喫煙率(%) | 16.3 | 16.9 | 16.2 |
運動習慣者比率(%)※6 | 31.4 | 33.8 | 32.3 |
睡眠により十分な休養が取れている人の割合(%) | 73.3 | 74 | 69.3 |
飲酒習慣率(%)※7 | 23.9 | 19.4 | 20.8 |
血圧リスク者率(%)※8 | 0.5 | 0.1 | 0.2 |
血糖リスクと考えられる人の割合(%)※9 | 0.4 | 0.2 | 0.1 |
糖尿病管理不足者率(%)※10 | 0.4 | 0.5 | 0.4 |
特定保健指導実施率(%) | 45.5 | 47.4 | 51.5 |
ウォーキングイベント参加者数(名) | - | - | 666 |
※1 朝8時以前の入館実績に基づき算出しています。
※2 従業員の健康管理に従事している人員に係る人件費及び諸費用が含まれています。
※3 同年度に2週間以上、傷病により休暇(休職・欠勤含む)を取得した日数の全従業員平均
※4 ストレスチェック時のWHO-HPQ絶対的プレゼンティーズム損失を基に算出
※5 BMIが18.5~25未満の従業員割合
※6 1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している従業員の割合
※7 頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の従業員の割合
※8 収縮期血圧 180 mmHg以上または拡張期血圧 110 mmHg以上の従業員の割合
※9 空腹時血糖が200mg/dl以上の従業員の割合
※10 HbA1cが8.0%以上の従業員の割合
当社は、「健康力向上」こそが、企業行動指針である「ひとりの商人、無数の使命」を果たす人材力強化の礎であるという考えに基づき、「伊藤忠健康憲章」の制定、がんと仕事の両立支援等をはじめとした健康・安全に対する万全な体制を構築しております。また、労働安全衛生に関する情報提供など、当社産業医によるグループ会社支援を行っております。今後も、従業員一人ひとりの健康を第一に、従業員が安心して働くことができる職場環境の実現をグループ全体で目指してまいります。
当社は、「健康力向上」こそが、企業行動指針である「ひとりの商人、無数の使命」を果たす人材力強化の礎であるという考えに基づき、2016年6月「伊藤忠健康憲章」を制定しました。
伊藤忠商事にとって、従業員は財産であり、従業員がその能力を最大限に発揮するためにも従業員の職場での安全・健康を確保することは、会社の重要な責任の一つです。日本及び世界の様々な地域で活躍する従業員とその家族が安全かつ健康で、従業員が安心して働けるよう事件・事故・災害等の緊急事態のみならず、健康管理に対する万全な体制を社長COOの下、構築しています。
また、伊藤忠商事では、企業理念である「三方よし」の実現に向け、従業員の約80%(「労働組合」参照)が所属している伊藤忠商事労働組合と労働安全衛生の取組み内容と実施状況についても協議しています。労働組合は従業員からの職場の安全衛生に関する意見・指摘も把握しており、それらの内容も含めて、労使間で活発な議論を重ねることによって、お互いに現状の課題を認識・共有し、改善策を検討・実施していくことができる健全な関係を構築しています。
健康・安全基準に関する研修を受講した従業員数はこちらをご覧ください。
2021年、健康経営に関する各施策の位置付けや効果を可視化した健康経営戦略マップを作成。永続的な企業価値向上を実現すべく、下記の取組を中心に健康経営を推進します。
■ 朝型勤務制度
■ 朝型軽食配布
■ がんと仕事の両立支援
健康経営取組みに関する各種数値の推移のデータ一覧です。
■ 2016年度から7年連続:「健康経営優良法人ホワイト500」選定
■ 2023年2月:厚生労働省のがん対策推進企業アクション「検診部門賞」受賞
■ EHSガイドラインを活用した運用
金属カンパニーでは、資源の安定供給に繋がる持続可能な鉱山開発に取組むため、金属・石炭・ウラン等の鉱山事業を対象とし、EHS(環境・衛生・労働安全)ガイドラインを定め、運用しています。
■ ISO45001認証を取得しているグループ会社(6社)
グループ企業においても、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるISO45001に沿った管理体制を構築・運用することで、労働安全衛生を維持しています。
2013年度に「サプライチェーン・サステナビリティ行動指針」を定め、サプライヤーに対して伊藤忠商事の考え方を伝え、理解と実践を期待し、働きかけています。
投融資案件の審査に際し、経済的側面だけでなく、ESG(環境、社会、ガバナンス)の観点を重要視し、新規投資案件においては、「投資等に関わるESGチェックリスト」を用いて、労働慣行(労働条件、労働安全衛生、ステークホルダーとの対話)等を総合的に審議・検討しています。
「朝活セミナー」アンケート結果より抜粋
大変分かりやすく、示唆に富むお話だった。がんに対する理解が深まった。
ぜひ社員の必須研修にしていただきたいです。
今回のセミナーは大変ためになりました。実際、親の癌告知や手術、治療の時に知っていたかったと思う内容ばかりでした。