「商人型」価値創造サイクル

「三方よし」を中心に据えた「商人型」価値創造サイクル

企業価値の持続的向上を図るには、積み上げてきた「資本」と「強み」を原動力として、経済価値と環境・社会価値の双方を拡大していく必要があります。具体的には、「創出価値の拡大」(着実な利益の積み上げと目標の達成)及び「成長率の向上」(中長期的な価値創造への布石)を志向し、「資本コストの低減」(持続的な成長を支える取組み・体制)を図ることで、持続的な価値創造を実現し、その原動力である「資本」と「強み」の増強という好循環を実現していきます。

「伊藤忠らしい」こだわりとは?: ①「三方よし」を中心に据えたコミットメント経営の継続 ②トラックレコードの積み重ね、「信頼・信用力」強化 ③継続的な成長を支える軽々基盤の確立 ④「投資なくして成長なし」

商いの発想「マーケットイン」
多様化するニーズを汲み取り、変化に適応しながら高い付加価値を提供することで、商いを創出しています。

商いの手段「稼ぐ、削る、防ぐ」 「稼ぐ」:世の中の変化や顧客のニーズ等に合わせ「商い」を工夫しています。
「削る」:適切な経費のコントロールを行い、費用対効果に合わない経費、無駄な会議や書類等を削減しています。
「防ぐ」:貸倒損失や減損損失等の水漏れを防止しています。

付加価値の創出 コーディネーション、事業経営の高度化、シナジーの創出といった総合商社特有の機能を駆使し、顧客視点での付加価値を継続的に創造し、商権の安定化やトレードの拡大、投資先を含むビジネス全体の価値向上に努めています。

資産戦略 当社が強みを持つ領域への投資に加え、事業領域の拡大や事業基盤の強化に繋がる成長投資を推進する一方で、リスク管理の徹底や各セグメントの特徴を踏まえた資産効率の追求を伴う資産戦略の着実な実行を図っています。