持続的な企業価値向上の好循環を生み出す原動力である「資本」や歴史に裏打ちされた当社の「強み」をお示しすると共に、マテリアリティとの関係性、長期に亘って経営の羅針盤とすべき「経営方針」とその背景にある財務ロジック等を記載しています。

2010年度以降の期初計画達成は、13勝1敗となり、有言実行の「コミットメント経営」をブレずに実践しています。今後、長期の経営方針に対する信頼性を高めるためには、各事業年度における着実な利益の積み上げと目標を達成してきた実績をお示しすることが重要と考え、築き上げたトラックレコードとそれらを裏付ける要因をお示ししています。また、外部環境認識やリスク対応を踏まえてどのように経営の舵取りを行っていくのかご説明しています。

2010年度以降、年平均成長率13%という高い利益成長を達成しています。今後も、中長期的な成長を持続していくためには、着実に「布石」を打ち続けていくことが重要です。経営方針の鍵となる、成長投資の注力ポイントや当社の事業展開について、ビジネスモデルの進化という形でお示しすると共に、個別の具体例を紹介しながら、「マーケットイン」の発想に基づく、「強み」を活かした商いの創出についてご説明しています

企業価値の持続的向上を支える経営基盤の強化に向け、市場や社会の声に耳を傾けながら、様々な取組みを継続的に行い、絶え間なく経営基盤のバージョンアップを図っています。投資の成功率を高める仕組み、サステナビリティ推進の考え、気候変動や自然資本に関する取組み、独自性の高い人材戦略、着実な進化を遂げるコーポレート・ガバナンスの体制・方針等についてご説明しています。