統合レポート2021(オンライン版)

商人としての不変の価値観「三方よし」を商いの中心に据え、短期目標と中長期目標、
経済価値と環境・社会価値、投資家や株主の皆様、お取引先や金融機関、社会、
そして社員とその家族、「何れか」ではなく「何れも」追求することで、
信用や実績を着実に積み上げていくのが、当社の企業価値の持続的拡大に向けたアプローチです。

このパートでは、当社の「強み」と「非財務資本」が構築されるに至った歴史的背景とその内容、サステナビリティに関する基本的な考え方等について記載しています。また、「強み」や「非財務資本」の活用例として、ファミリーマートを中心としたバリューチェーンや、当社のビジネス展開の柱の一つである事業投資プロセスを含む財務・資本戦略を説明しています。

このパートでは、新型コロナウイルスの環境下においてもコミットメント経営を貫いた当社の「2020年度 決算実績」について記載すると共に、これまでの「Brand-new Deal」戦略(経営計画)による着実な企業価値向上の軌跡と「Brand-new Deal 2023」にも繋がる経営戦略の連続性を説明しています。

このパートでは、新たな中期経営計画「Brand-new Deal 2023」について記載しています。基本方針に対応する具体的施策として、中核事業である「ファミリーマート事業の進化」、気候変動の長期目標に対する「化石燃料事業・権益のGHG排出量削減への取組み」や「蓄電池を核とする分散型電源プラットフォームの構築」等を、非財務資本やマテリアリティとの関連性も含めて説明しています。

このパートでは、事業活動やビジネスモデルとの関連性を重視して、マクロ環境要因に関するPEST分析やサステナビリティ推進の取組み等を、主にリスクへの対応の観点から記載しています。また、成長機会にも繋がる「個の力」を持続的に高めていくための人材戦略や、価値創造の基盤となるコーポレート・ガバナンスの体制や方針等を説明しています。

このパートでは、事業ポートフォリオを構成する各カンパニーの戦略について、各事業領域における「強み」や「リスクと機会」を踏まえて、企業価値算定式(投資判断の視点)やマテリアリティとの関連性を意識して説明しています。