当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
2025年4月16日
当社は、2024年度の取締役及び監査役を対象として取締役会の実効性に関する評価を 実施しましたので、その評価結果の概要をお知らせします。
取締役会評価実施要領
対象者 |
2024年度の全取締役(11名)及び全監査役(5名) |
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実施/評価方法 |
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質問内容 |
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評価結果の概要
実効性評価におけるアンケート・インタビューの分析を踏まえ、ガバナンス・指名・報酬委員会 及び取締役会における審議を行った結果、当社取締役会の実効性は引続き確保されていることを確認いたしました。
定量面においては毎年継続して改善を続けてきたスコアが更に上昇し、6つの評価テーマのすべてにおいて高いレベルで機能している結果となり、特に、取締役会議長の属性、任意諮問委員会の機能発揮、業務情報の役員への提供等について、前年度も高い評価の中、更に評価を高めており、取締役会の審議の充実への取組みが評価にも表れました。
定性面においては更なる実効性向上に向けた示唆・指摘と共に、肯定的意見が多数得られ、中長期に取組む優先事項としては、主に、「グループガバナンス」、「グループの持続的成長に向けたガバナンス強化策」等が挙げられました。
前回評価においては、新たな課題として、「ダイバーシティ強化策の実装状況の監督」、及び「グループの持続的成長に向けたガバナンス強化策の監督」について、取締役会として更なる取組みを行うべきことを認識しました。
上記課題については、以下の通り、着実に具体的な施策の策定、実施に繋げていることが確認されました。
課題 | 2024年度の進捗 |
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ダイバーシティ強化策 |
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グループの持続的成長に向けた |
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上記の通り、過年度の課題に対しては、いずれも具体的な施策の策定、実施に繋げて おります。今回の実効性評価の結果、2023年度評価で新たな課題として抽出した2つの課題が、当社として今後も重点的かつ継続的に対応を進めるべき重要課題であると認識しました。そのうち「ダイバーシティ強化策の実装状況の監督」は、策定した施策を制度として定着させ、更なる進化に向けたステージに至っている点を踏まえ、今後の課題として、(1)「ダイバーシティ強化策の定着状況の監督と更なる進化に向けた議論」、及び(2)「グループの持続的成長に向けたガバナンス強化策の監督」について、取締役会として更なる取組みを行うべきであるとの認識に至っております。本課題に対しては、取締役会の任意諮問委員会やオフサイトでの議論の機会も活用し、取締役会としてより実効的にその監督機能を発揮するよう取組みを継続してまいります。
当社は、今回の取締役会実効性評価の結果を踏まえ、引続き取締役会の実効性の維持・向上に取り組んでまいります。